近所の喫茶店でモーニングを食べながら日記を書いた。外は雨が降っていて芯から寒い。モーニングはいつものゆで卵のついたCセットではなくミネストローネのついたBセットにした。この喫茶店はドアから隙間風が入ってくる。脚が冷たくなってきたので帰った。
午後、この寒さは舐めてかかってはあぶないとズボンの下にスパッツを履いて家を出て、また下北の珈琲館に行った。作業をする。珈琲館は雨から逃れて暖をとる人たちで混んでいた。みな地味な色の分厚い上着を着ている。入り口付近の空間はほとんど地味な分厚い上着に占められていた。あらかた作業が終わり、珈琲館を出て三省堂で尹雄大さんの新刊を探すが置いていない。雨の中B&Bまで行く気にはなれず、一階のピーコックで夕飯の材料を買って帰宅した。このピーコックは通路が無駄に広くていつも目が泳ぐ。広いけれど空間に余裕があるとは思えず、どことなく居心地が悪い。これなら狭い通路で体を細くしてすれ違い、上着でお菓子の袋をひっかけて落としてしまい慌てて戻す方がいい。