駅に着いたら体調不良の対応で電車が遅れていた。会社に着くと、埼京線が遅れて遅刻しますと連絡を入れる人もいた。ゴールデンウィーク明けはしんどくなってしまう人が多いのだろう。
仕事をしていてもふとした時に「悪は存在しない」の芸能事務所の男の振る舞いが脳裏をちらつく。赤いダウンの男。里に向かう車中でキャンプ場だかグランピング場だか知らないけれどなんで俺がそんなことしなきゃいけねえんだよと大声で放ってしまうあの感じ。あそこまでわかりやすくないにしても、ああいった振る舞いに思い当たる節があるということは結局自分も同じ類なのだろう。そして、巧(父親)も、かけ離れてはいるけれどああいう男のことは理解できる、つまり重なる部分がある(あった)んじゃないかとにらんでいる。共にタバコを吸うシーンはそれを表していると思う。
帰宅して豚こまとピーマンのオイスター炒めを作って食べ、福尾匠さんのフィロショピーの講座に申し込みをした。日付が変わる前に床に着いたが、なかなか寝付けなかったので『夏葉社日記』の残りを読んで寝た。