池尻大橋のベローチェでパストラミチキン&彩り野菜のサンドを食べながら作業をする。レモンの酸味とにんじんの甘みが舌にしみわたる。年齢とともに身体が酸味を喜ぶようになってきたが、いまのところ、酸味への喜びの三分の一は酸味に喜べるほど大人になったという感慨が占めている。喫煙ブースの近くの席だったので周りの席には必ず楕円形のケースか四角い箱が置いてあり、入れ替わり立ち替わりブースに出入りしていた。
歩いてトワイライライトに行き、尹雄大『句点。に気をつけろ』を買った。電車で読むがなかなか入ってこない。尹さんの本は社会に浸かっている時は読みにくく、社会に違和を覚えている時はすっと入ってくる。最近は転職の関係で脳内が社会で水浸しになっているので、しかたがない。こういう時は無理に読み進めず、とっておくのがいい。