昼過ぎに起きて、外に出る。暖かいが風はある。近所の公園では野球のグラウンドが開放されて子どもたちが凧揚げをしていた。凧揚げは正月くらいしか見られないので嬉しい。遊びとして進化していなさそうなのも良い。スプラトゥーンのキャラクターが印刷された凧もあれば、赤地の長方形に黒く「龍」と書かれた古風な凧もあった。凧のうちいくつかはグラウンド周りの木々に引っかかってとれなくなる。毎年正月が終わると、枯れ木の連なりに点々と白だったり青だったりの凧の残骸が色を添えるが、どうしても生きものの死骸のように見てしまう。
駅前のスタバは元日からやっていた。チャイティーラテとドーナツを頼んで日記を書いた。元日からバイト初日らしい男子大学生がいてレジ周りは忙しなかった。帰り道にまた公園を通ると、グラウンドから離れたところでかなり高く揚がっている凧が見えて、下まで近づくと、人の姿はなく糸が木に引っかかった状態で風に煽られて揚がっているようだった。やっぱり凧は生きているもののように見てしまう。凧は生きている。
帰ってTverでそれゆけ大宮セブンとあちこちオードリーを流しながら去年10月から年末までの3ヶ月の日記をコピー本にした。前の日記サイトからGoogleドキュメントにコピペして体裁を整えてPDF化してコンビニで小冊子印刷をして中綴じホチキスでとじるだけ。途中で長い揺れがあった。