顎に力が入る。喉の奥が閉じていく。噛み締める。怒りに包まれた時はこういう反応が出ることを知る。たぶんもっと早くこの怒りに至るべきだったのだろう。すこしでも自分の何かを預けてしまっていたことが恥ずかしく、悔しかった。今後関わらずにすむことだけが救いだし、その距離ができたからようやく気づくことができたのかもしれない。車窓に映る顔はまだ硬直していた。豆腐と三つ葉とわかめの味噌汁と昨日のチンジャオロースの残りを食べて、怒り疲れたのかいつもより1時間早く眠りについた。
日記を書いています。
過去日記(2023.10.1〜12.25)
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