5月19日(日)に開催される文学フリマ東京38にて、合同ZINE『日記をつけた三ヶ月』を販売します。
※価格...1000円
2023年夏に行われた日記屋月日さんのワークショップ「日記をつける三ヶ月(ファシリテーター・大崎清夏さん)」の参加者有志で作成したZINEです。ワークショップ中にGoogleドキュメントで読み合っていた各自の日記と、そこから生まれた連詩が収録されています。
昨年夏の平日は毎朝、小田急のだいたい代々木八幡にさしかかるあたりで、Googleドキュメントで更新されたワークショップ参加者のみなさんの日記を読んで一日を始めていました。そこにはほとんど知らない人の穏やかな午後、怒りに満ちた瞬間、好きな人やものへの烈しい喜びなど生活の無数のシーンが書かれており、個々の記述にはいろんな感情に襲われる一方で、総じていつも、おもしれ〜おもしろすぎ〜と唸るばかりでした。みなさんの日記はほんとうにおもしろい。ある時には間接的な連鎖反応が生まれたりしていて、読み合うことによって各々の日記の書き方、日記への距離が変化しているようでした。もちろん私も。日記を書き始めて丸二年になりますが、圧倒的にエキサイティングな三ヶ月だったことは間違いありません。
このZINEには、当時ワークショップに感じていた魅力が十二分に埋め込まれていると思います。あとこれは私が勝手に言ってるだけですが、三月に出版された大崎さんの『私運転日記』の非公式副読本としても楽しんでいただけます。
ということでぜひお手に取っていただければ嬉しいです。
このサイトで私の日記を読んでくれている方はほとんどワークショップの参加者さんなのですが、最近それ以外の方もすこしいらっしゃるようなので告知してみました。ご都合合えば遊びに来てください。