3月23日

ウメヤ
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 「THE SECOND〜漫才トーナメント〜 ノックアウトステージ32→16」の観覧に、お台場まで赴いた。THE SECONDとはフジテレビが主催する漫才の賞レースで、結成16年目以上の漫才師のみがエントリーできる。予選を通過した32組からトーナメント制で8組まで絞られ、ベスト8から優勝者を決めるグランプリファイナルは5月に全国ネットで生放送される。優勝賞金は1000万。その32組から16組に絞られるトーナメント一回戦はオンラインの生配信があり、観覧に当選してフジテレビまで行ってきた。見た対戦は以下。

COWCOW 対 金属バット

母心 対 ジャルジャル

モンスターエンジン 対 超新塾

ランジャタイ 対 ラフ次元

 それぞれ6分のネタを披露し、2組のネタが終わった後、観客から選ばれた100名が1〜3点の点数を付けて勝敗が決まる。審査客は本人の前でコメントを求められることがあり、ある程度明確な理由で点数をつけなければならない。

 説明が長くなってしまったけれど、集合場所からスタジオに行くまで、この説明に感じる長さくらいの待ち時間があった。大道具搬入口や廊下で止められ、各タイミングで審査や携帯の電源など細かな注意を受ける。テレビ局のスタッフは声や挙動がつねにややピリピリしていて、自分たちは客じゃなくて配信を成立させるための道具の一つなんだと思った。もちろんそれでいい。こんなすごいメンツの本ネタを無料で見れるわけだし。

 幸運なことに100名の審査客には入らなかったので安心してネタを見ることができ、事前に言い含められた通りいつもより声を出して笑い強く手を叩いた。無理に笑顔をつくることで楽しくなるとはよく言うが、そうやって前のめりに見ると配信で見た別のブロックよりも面白い。というかいつもならいまいちに思うであろう箇所も笑えた気がした。そんなものなのだ。

@umeya
日記を書いています。 過去日記(2023.10.1〜12.25) umeya.notepin.co