推しバンドとの出会いの話(前編)

umigogogogo
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a flood of circleという邦ロックバンドをご存知だろうか。今となっては日に必ず一曲は彼らの楽曲を聴かないと生きていけない身体になってしまった。誇張表現かもしれないが、まあ気持ち的にはそのままである。

出会いはSpotifyだった。当初私は音楽を聴くのは好きだがその作り手までは興味を持っておらず、アルゴリズムによって弾き出されたおすすめの曲をただひたすら聴いていた。

話は飛ぶが、私はニンジャスレイヤーがめちゃくちゃ好きだ。そのうちその話もしたいものだが、とにかくかの作品のアニメ化時、EDの中の一曲(チェンソーマンみたいに毎話EDが変わる)としてTHE PINBALLSというバンドの「劇場支配人のテーマ」があった。

私はその曲が大層お気に入りで、こういう曲をもっと聴きたい…と関連アーティストを色々探っていたのがはじまりである。その中にa flood of circleの名前もあった。

そんなわけで私にとっては特に劇的な出会いというわけではなく、基本手あたり次第に聴いていて、あっ好きだなと思う曲をお気に入りに入れるだけというフェーズが数年。そしてある日気づく。あれ?このバンド、いつの間にかお気に入りの曲めちゃくちゃ多いぞ?

…そこからじわじわとアーティストで聴くという機会が増えた。単に曲が好きだから、アーティスト関係なく手当たり次第に聴いているというスタンスがだんだん変化していったのを自分でも感じていた。

続く