今年の目標のひとつは「心地よく、明るくなる空気が通る部屋を作る」だ。
今、掃除をしている。
いつの間にか賞味期限が切れてしまったもの(調味料が多い)や、読まなくなった本、使わなくなったものや古い靴など、色んなものをゴミ袋に突っ込んでいる。
京都旅行から帰ってきて数日、ソファの上でグダグダと過ごしてしまっていた。睡眠時間も安定せず、せっかくリフレッシュしたはずの体が重くなっていく感覚がした。
ふと昨年の12月、下北沢の占いのおじさんに言われたことを思い出した。「部屋の模様替えをするといいよ」と。
模様替え。そうか、模様替えか。そんな大層なことは出来ないけれど、捨てるべきものを捨てて、ちょっと生活動線を変えてみようと思った。
ちょっと汚くなったものを捨てた。使い古したタオルは捨てた。もう使わないネイルチップも、ダボダボの洋服も全て。
そうして気づいたのは、「収納棚が欲しい」ということ。あと、小さな観葉植物。
私は結構服が好きだ。綺麗だったときはよく色んな服を買っていた。その趣味趣向の割には、部屋のクローゼットが狭く、使い勝手が悪い。洗濯物を取り出して畳むときいつも「もっと収納するスペースがあるといいのに」と思っていた。
ソファの隣に、無意味に空いているスペースがある。そこに置けばいいじゃないか。いつもこれでいいかと言わんばかりに、慣れ親しんでしまっていた家具たちを見渡して、ここに一つ物を迎え入れようと決めた。
収納棚を早速ネットで買った。届くのは一月下旬だ。届いたら服を収納しよう。そうしたら、実家から持ってきたプラスチックの収納ボックスを捨てよう。新しいものを迎えたら、また新しい視点が見つかるかもしれない。
観葉植物は、小さなパンダガジュマルを買った。テレビの横に置こう。