Road96

倉林
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ゲーム。やった。面白!!!!!!!!!!!!!!!!!

「モブ視点で主人公を追うゲーム」だ。主人公(プレイヤー側)からしたら一度の旅の出来事。NPCからしたらある濃密な数日間の出来事。主人公側もあれはあれで「国境越えで様々な出来事があった」という人生の岐路だ。視点を考えだすと面白いな~~。群像劇の卵。

初回の道筋記念

初っ端から「あ~~~~旅だ~~~~~~~~~」感が半端じゃない。主人公はNPCモブに対しても、ネームドNPCのような関わりをしているかもしれない、もしかしたら。世界だ…。ゲームに慣れない初見のうちの印象が味わい強い。

全体的な雰囲気が最高だった。BGMもだしアメリカらしい景色もだし。モデルがどこかは未確認だけどめっちゃアメリカだった。

プレイ中

ゾーイと夜に楽器で遊ぶところ青春すぎた。旅旅旅旅。旅って必ず目標・目的・目的地があって、そこに着くまではおしなべて通過点(=ゴールになり得ない)なんだけど、この時点で「旅に出てよかった」感があった。こういうのって他だと死亡フラグなんだろうな。でもあの思い出の後なら、志半ばで死んでも惜しくはない。

おじさんはヒッチハイクで乗せてくれた。変な人だと思ったが、まあまあ親切だった。いい人だなあ。でも居眠り運転はやめたほうがいいですよ。

子どもとの初対面は窃盗。一人で逃げていったのは許してないけど、なんか~「行きずりの共犯に置いてけぼりにされ、以降音沙汰ない(し、自分も探さず旅に出た)」というのも「旅」って感じがする。一期一会ってそういうことじゃんね。

↑の窃盗後に「早くこの場所を離れよう」と思って車を盗んだら、ヒッチハイクでおこりんぼが乗ってきて泣いた。因果応報を学ぶ。おこりんぼの怒りゲージを速攻満たして死にかけたが、命乞いダイス(5%)に勝って許してもらった。なんてことだ。

この人たちに限らないけど、あとあと明かされる人柄・関係性への衝撃がすごい。行きずりならではの「個人情報の秘匿」がおいしい。

一人目はトラックで無策密入国した。二人目は山登りをした。三人目は逮捕、四人目以降~は逮捕と死亡。最後の一人は脱出。

四人目はおこりんぼにやられた。毎回あいつ怖すぎでしょ。五人目はゾーイを逃がすため選んだ結果なので、ゾーイが無事国境を越えられたならそれでいいよ…………………………。

一人目で誰か宛てに置いた金を二人目で確認したら、置手紙があって嬉しかった。金だけ持っててもしょうがないと思って置いといたけど、どこかで自分と同じような若者が助かったと思うと嬉しい。孤独で金もないって絶望だもんね。

他のゲームだと「あの時ってこう行動できたのかな~」みたいなことを思うが、このゲームだとあんまり思わない。うまくいってもいかなくても、人生は続くので……。何を選択してもゲームが続く信頼って、よいですね。

デトロイトビカムヒューマンに近しいものがある。「ゲーム的にどうかな」より「今はこうしたい」だと納得感があるアレ。

愛。

ラストプレイで無事このカセットを盗み出せたので、いつでもゲーム内で聞くことができる。最高。

クリアした

あの~一週目クリアしたんだけど……したんだけどさあ…。これはクリア時点の旅程スクショ。

クリア時点での旅程スクショ

ゾ、ゾーイ…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

スタンとミッチー好き。意味が分からなくて。あの絶妙に話が通じない感じ、とてもいい。

ゾーイさあ………ゾーイは………?………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………

やるか二週目…

道中で出会った他の若者全員、プレイヤーになるかもしれなかったんだな~。結果的に見殺しにした青年も、ヒッチハイカーとして情報を教えてくれたお兄さんも…バスで同乗したお兄さんも…。いや~しみじみする。

二周目やるかって開始したら、スタート地点からもう一週目と違ってびびった。え!?導入も違うの?「職務に背いてでも正義を持つ警官の姿は、腐敗した国家の表現を兼ねているんだなあ」と感心したあの体験は唯一無二だったの?え!?

え?じゃあ初っ端でおこりんぼと当たる可能性もあるの?死でしょ。

二周目のトップバッターはスタン&ミッチだった。サイドカーに乗せてもらった。初見でレースゲーム開始って、一体どういうゲームか分かんないでしょ。なんて面白いゲームだよ。

@umumbrella
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