Elin

倉林
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公開:2024/12/26

ゲーム。やってる。

Elonaというゲームの続編みたいなやつ。あえて手を出していなかったが、体調不良の折にデモ版を始めてみた。

拠点のスクショ

オープンワールドMMO的な雰囲気で、メインストーリーよりも寄り道が本番。す~~ごく面白い。

自由度がとても高い。本当に何でもできる。キャラメイクや戦闘はもちろんのこと、ハウジング要素などもある。びっっくりした。冒険をしたり、戦ったり、仲間を作ったり、家事をしたり、住む家を作ったり、生活をしたり、お店を作ったり、農業をしたり、……。

だいたいのことはできる。すごい。なんだこのゲームは?

グローバルマップのスクショ

マップも広大で、実質無限かも。世界はこういう、グローバルマップ(世界地図的なやつ)で表される。縮小図みたいなもので、まあ見ての通りに海があったり、山が見えたり、ダンジョンがあったりする。

ここから個別の街やダンジョンに入れる。それ以外の何もない場所にも入ることができる。これはミニマップだとか言う。

ミニマップのスクショ

ミニマップはランダム生成。地形に応じた敵がいたり、動物がいたり、採取物があったりする。採取物を集める、後述のテントを張ってくつろぐ……などなど、グローバルマップよりもできることが多い。

生成されたミニマップは数日間保持されるが、その後はきれいさっぱり再生成される。つまり、一期一会のマップということだ。金があれば、気に入ったミニマップをそのまま拠点にすることもできる。

この辺はElonaから続投のシステムとなる。実は、グローバルマップや固有の街よりこっちのほうが存在感がある。倉林はこのミニマップがだ~いすき。

可愛い雪小屋のスクショ

前作のElonaは、面白いんだけど、おすすめはしづらかった。わりと玄人好き・やり込みゲーマー向けのゲームって感じ。色々と不親切なゲームでもある。

今作は、前作に比べて遊びやすいという意味で、かなりライトな仕上がりになっている。UIもシステムも。グラフィックもきれいでいいですね~。深夜の街で建物から漏れている明かり、最高に雰囲気がある。

難点は、オープンワールドあるある的な「自由すぎて何をしたらいいか分からない」「何ができるのか分からない」があることか。後は、ゲーム内で説明のない部分がやや多いので(前作と同じ仕様とか)、その辺がもっと親切になると完璧かも。レベルアップの概念がないことなどは、結構分かりづらい。

フリーのデモ版は一部機能に制限付き。が、この制限はあってないようなもので、デモ版だけでほとんどの部分を遊び尽くせる。実質フリーゲーム。おすすめです。

思い出

ひたすら遊んでいるスクショを見てもらいます。ストーリーのネタバレはない(進めていないので)。

ゲームは、どこかの野外で目を覚ますところから始まる。無一文で素寒貧な主人公は、親切な人に面倒を見てもらいつつ自立を目指す。まずは平原に活動拠点を建てるところから。

備蓄のない初期は食料などもいちいち採取で賄わねばならない。わりとサバイバル感があるので、難易度は序盤が最も高いかもしれない。でも、ゲームオーバーはないし、餓死などのペナルティもいたって軽い。

野宿のスクショ

なけなしの拠点のスクショ。この野宿状態で数か月くらい生活していた。

料理は、レシピに従い材料を選んで作る。レシピに沿ったジャンルの食材さえあれば、何を使っても自由。パンは小麦粉でも米粉でも作れるし、ジャムを塗ってもバターを塗ってもいい。何も塗らなくてもいい。嬉しい。なんと黒ごまプリンも作れる。嬉しい。

使う食材によって、完成した料理が持つ栄養素も変わる。栄養素はキャラクターのステータスやその上がりやすさに効くので、たくさん食べれば食べるほど強くなる。このシステムがすごく好き。

火事のスクショ

これは料理に失敗して火事を起こし、途方に暮れているスクショ。

レシピさえ知っていれば何の料理でもチャレンジできるが、火が出る調理器具を使った上で料理の腕が低すぎると、スクショのようになる。ちょっと奮発したものの空回っちゃったんだろうな。いや、でも、せっかくならおいしいご飯食べたいじゃん……。

拠点のスクショ

これはようやく壁を作った拠点。木と葉っぱで何とか作っている。

ありあわせ感が半端ないけど、壁があると「家」感が増していい。外観やBGMもカスタムできるので、とてもはかどる。

プロフのスクショ

これはプレイ中のキャラクターのスクショ。

ほとんどこだわりなしのランダムで開始したが、これはこれで気に入っている。倉林がランダムジェネレーター大好きなのは、絶対にElonaから来ている。

「横暴な酔っ払いと飢えた詐欺師の間に生まれた子ども」って、よく考えたら荒みすぎでやばそう。

ノートのスクショ

これは未編集のキャラクター設定。この人は天ぷらが好きらしい。へえ~。

職業はピアニスト(≒吟遊詩人の意)なので、二つ名「跳ねすぎる楽しさ」もピアノっぽいという理由で選んだ。所持した楽器はいつでもどこでも演奏できるし、聴衆の多さに比例したおひねりが得られる。演奏が下手だとブーイングが来るし、うまいとめっちゃ盛り上がる。このシステム好き。

今のお気に入りの楽器はリュート。演奏中の音がいい。

七面鳥のスクショ

(変えるべきを変える勇気が欲しいもの)

これはすごくいいことを言う七面鳥のスクショ。気に入ったので家畜として買った。今では拠点で元気に卵を産んでくれています。

新聞のスクショ

新聞も読める。内容としてはフレーバー的なものだけど、これが結構面白い。世界観設定の強化になっているし、雰囲気があってよい。

昨夜、北部地域で大きな揺れが観測された。地の神オパートスが寝返りをうったとの報告が信者から相次いでいる。

一番好きな記事。

Elinにおける装飾用以外のアイテムは、たいていそれぞれの機能を持っている。例えば、新聞は街中の壁に張ってあるのを読めるし、自分の拠点に張り出すこともできる。これに気付いたときの楽しさだよね。

自由度の高さはこの辺の力も大きいと思う。生活という感じがする。

テントのスクショ

これは最近買ったテント。「大雪で移動がままならないので、雪が止むまでテントでやり過ごそう」としている場面。そういうこともできちゃう。

旅、最高~~~~~~~~~。

テント内のスクショ

こっちはテント内マップのスクショ。本来はマスの全体をテント布で覆っているのを、わざと縮めて作り直した。テントらしい狭さにしたくて……。椅子も中に入れちゃおうかな~。悪天候時はそのほうが「らしい」ので。

この日は結局、雪が落ち着くまでの半日近く楽器を弾いて過ごした。とてもよかった。Elinは単にできることが多いだけじゃなくて(それもすごいけど)、ロールプレイの自由度も高いから嬉しい。

スクショ奥にいるのは旅の同行者の女の子。なぜかテントに近寄ってくれない。悲しい。


ここまでのプレイで、まあまあの時間が経った。メインストーリーは進めていないけど、「できることは結構やったし、そろそろ攻略を解禁するか~」と思うくらいには。

倉林は前作Elonaの知識があるし、まあライトゲーマーにしてはかなりやったほうでは? まず現時点でデモ版だし。

と思い、SNSなどのプレイ情報を解禁した。結果、倉林が遊んでいた部分は、全体の5割あるかないかくらいだと分かった。嘘ぉ~……。

まだまだ遊べるの嬉しいですね。遊びます。

@umumbrella
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