Jalopy

倉林
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ゲーム。

人から譲り受けたおんぼろの車に乗って、ことあるごとに壊れるのを突貫修理したり、騙しだましパーツを変えたりしながら、国境を越えた先へドライブする。

運転席からの眺め

操作は重ためで、車の整備もワンクリックとはいかず、手間がかなりかかる。

走っていたら車から怪しい煙が上がり始めた、路肩でエンジンを止めて、ボンネットを開いて、工具をバックドアから取ってきて、修理して、工具が足りなくなった、仕舞って、再び運転席に戻って……。そうしている間にも、対向車線の車がギリをかすめながら走り去っていく。おい!!

ようやく街に着いた頃にはガソリンが切れるが、給油する金もろくにない。道端に落ちている煙草や糸を売って金を作る。それで準備万端にしたら、地図を開いてたどるルートを再決定、また出発する。

踏切を渡ったときのスクショ

これがだるくて楽しい。目的地以外の道の地形はある程度ランダムで、旅欲が満たされる。リスタートが楽なのも助かる~。彩度が低いローポリな景色の中、左ハンドルでレトロlo-fi音質の音楽やラジオを聞きながら海外を行く旅、最高~。

今更だけど、国境が地続きというのは目新しい。ただの地面にも区切りがされる。ある種のロマンがあるな~~と思った。飛行場という特大イベントを介さなくても違う世界に着く。まあ検問のイベントはこのゲームにもあるけど。

だいぶ昔の激安セールで買って、マウスなしだと操作がきつくて返金したはずなんだけど、ふと見たら普通にライブラリに残ってた。返金しなかったのかな。しなくてよかった。おもしれ~。

@umumbrella
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