異世界に生きる -死は絶対の掟-

倉林
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ゲーム。もう一度やりたい。

舞台はよくあるハイファンタジーで、プレイヤーは冒険者。ただし凡人。歳の概念があって、老いでステータスが下がる。

最安ナイフを買うためだけでも3年くらい働いて稼がないといけない。防具を買うならさらにプラス3年。戦うために装備を整えても、最安装備で魔物に挑むと普通に負けが見える。負けると当然死ぬしロスト。

数匹倒せばレベルが上がって強くなれるが、もっと手強い魔物はわんさかいる。世界の厳しさで言えばWizが近い。装備新調よりはレベリングのほうが現実的だからそうするわけだが、戦闘だとあっけなく死ぬ。

真面目にどう育成するかと言えば……冒険者は毎回死ぬことが前提。街で「引退」すると、所持金とレベルに応じて「街の発展度」が増し、豊かになる。

街が豊かになると、働いて稼げる金が増える。すると、装備も充実する。装備が充実すると安定して戦える相手が増える。プレイヤーは次なる冒険者を作成して再スタートを切る。

雰囲気の伝わりやすいプレイ記事があった:勇者になれないならゴミでもあさってるんだな―希望と現実が横たわるモバイルファンタジーRPG「異世界に生きる」での生涯

このゲームのこういうところが好き:

  • 冒険者がすぐ死ぬ。

  • 老化の概念があるので、時間が貴重。でも、HPの全回復に有料で5か月、無料で数年かかる。

  • 金稼ぎは、しけた報酬の普通の仕事(最長10年)と、稼げる裏稼業(1年)。裏の仕事でしくると、数年間牢屋が無料だ。

  • もっとも効率よく金を稼げるのは、10年単位の仕事で限界(60歳)まで働くこと。夢がない。

  • 戦闘エンカのためにエリアを行き来していると、平気で2~3年が経つ。20歳で冒険に出て、気付いたら25歳を迎えている。結果、街を出て数年後にふらっと戻ってくる風来坊になる。

  • 街で「引退」しない場合、稼いだ金やレベルは町の発展度に反映されない。=野外で戦闘に負けると無駄死に。ちょっと無謀をやると無意味に散る。レベル20↑の冒険者があっけなく死んだ回もあった…。

このアプリが……好きだった………。数年前に好きだった。

最近知ったが、既に配信停止されているっぽい。悲しい。もう一度プレイしたいな~~~~~。

@umumbrella
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