を見たことの話。
Vについての認識
Vtuberと呼ばれる人の動画は、今までほとんど見たことがなかった。興味もなかった。いわゆる「ガワ」に大した魅力を感じなかったからである。自分はキャラデザに対する好みがもともと薄い。
お喋り以外のキャラクター性は別にあってもなくても、自分の視聴体験に影響はない。なんなら、人の姿が必要なら、顔出しや実写でいいじゃんと思っていた。これは分かってねえなと言われる自覚がある。
実況者とかeスポーツとかRTA大会とか、「自他問わないゲームプレイ」は好きなので、たまに見ていた。ただ、Vtuberの視聴とは繋がらなかった。
初めてちゃんと見たVの自己紹介はVox Akumaのデビュー動画。資料として提示された。前後して、フォロワーに勧められてにじさんじ公式ホームページを見た時は、確か舞元だけ印象に残った。完全に見た目。
他のVも、たびたび切り抜きや話題の動画を見ることはあったが、へ~こういう人がいるんだね~ってくらいの認識だった。酒クズの女の人とか、乾みたいな名前の忍者の人とか。その程度。
初めてVtuber配信を見たと認識したのは、社築のブレスオブザワイルド配信だ。
ブレワイ配信の視聴
ブレスオブザワイルド!好きゲーム。説明不要。
まず、自分がオープンワールドをうろうろプレイするのが好きで、他人の同様のプレイを眺めるのも好き。
ただブレワイは、寄り道がしやすい都合上、動画形式(投稿用に短く編集してアップするものを指す)だと道中がカットされやすい。「ストーリー部分は動画にして、探索は裏でやっておこうと思います」という投稿者が本当~~~~~~に多い。おい見せろよ!!!!!!まぁカットなしだと全て追い切れないけどさ~。ストーリー部分だけでも面白いけどさぁ~……。物足りなくて視聴をやめたチャンネルもある。
それなので、ブレワイ×動画よりも、ブレワイ×配信のほうが、自分にとっての相性がよい。無駄な寄り道も、配信なら必然的に全部垂れ流しである。社築の配信も「誰か知らないけどブレワイやってるじゃん!見よう~」と思ってページを開いた。
ネタの大半は何を言ってるか分からなかったけど(今もそう)、テンションがまあ自然だし、お喋りが聞きやすい。また、ネタバレ防止でコメントを一切見ない・拾わない配信なので、いらん荒れがないのもよかった。しばらく作業用BGMにした。
あとついでに、ガワが地味で画面の邪魔にならない。っていうか、あってないようなあのガワは何???と思った。ごめん。地味さで悪目立ちする人なんているんだ…。
作業BGMが必要な時は、しばらくブレワイ配信を追った。社築の他のゲーム配信や歌動画は見なかった。興味なかったので。数回分の配信をリアタイして過ごしたあと、ふと過去ライブの再生リストを見た。
この人、過去ゼルダもやってるじゃん!!!!!!!!!
シリーズ配信の視聴
ゼルダシリーズ配信を見て分かったことは、これは別に往年のシリーズファンによる配信ではなく、新作(発売前のブレワイ)に向けて、ブレワイまでのシリーズを履修しようという意図らしいこと。え?めっちゃいいゲーマーだな………………。
過去配信も基本のアクションがうまいし、呑み込みが早いし、ストーリーに対する把握も薄すぎず派手すぎず。流し見に適する。また、例によってほぼコメントを見ない配信なので、天然の初見リアクションが見れる。今どき時オカの初見リアクションが!???
配信中はゲーム満喫してるね~感がある。ストーリー終わったらおしまい~じゃなくて、素でやり込み収集までしている。ゼルダシリーズ好きとしては本当~~~~~に嬉しい。
シリーズ配信、面白かった。が、ティアキン配信終了からは、めっきり追わなくなった。何か配信したとして、それはゼルダゲームじゃないから…。たまに切り抜きや案件放送を作業用に眺めるくらいはした。ゲームへの興味と、配信者への興味がおおよそイコールなんだと思う。
V(人)単位の視聴
一番好きなVが誰かと言われたら、社築と答えられる程度には数を追っているが、ほぼゲーム推しの視聴者だ。
でも、社築がきっかけで他のVの配信を見ることは増えた。地味ガワから入ったら派手ガワもなんか慣れた。ホラー味のないホラーである八番出口のブームは、いろんなVを見る機会になった。関連してにじさんじのメンバーもちょっと覚えたし、MZMも知った。どれもがっつりファンではないけど、この人の配信好きだな~ということが増えた。
特にオチはない。まあ、のんびりやっていきましょう。社築の風タク配信も見よ~。