発売日に買ったのに、クリアするのがもったいなくてクリアしていなかった。
流石にそろそろネタバレ回避の労力が増えたり、RTAイベントなどが軒並み見れなかったりしていたため、クリアした。クリアしました!!!!!!!!!!!!!!
最高のゲームだった。まずブレワイを最高のゲームだと思っているので、「まあティアキンは言うて続編だしね」くらいの心持で挑んでいたんですけど、ブレワイもティアキンも同じく最高だった。最高が二つある。
画面スクショがある
最高だった。このゲームおもしれ~。
ブレワイ大好き信者なんですけど、ティアキンもおんなじくらい好きだな……。ブレワイは一本のゲームとして美しさがあって、これはもう他のいかなるタイトルでも真似できないことだと思うが、ティアキンはそこにいい意味でゲームらしさが加わって最高だった。

特製の船。まずウルトラハンドという特大おもちゃが一生遊べるし、それを抜きにしても0から100までの満足感がある。
ブレワイを最高だと思っているが、一方で歴代ゼルダ好きとしては「ブレワイの寂しさ」がまんま寂しいこともあったので、謎解きや固有のダンジョンが増えて嬉しい。
また、ブレワイと同マップなのに「冒険」感が失われていないのはすごいことだ。空・地上(・洞窟)・地下という4エリアが楽しすぎるし、ゾナウギアによって移動の難がなくなったのも素晴らしい。地下とかいうド暗くて怖いエリアの楽しさよ。いい塩梅の難易度だった。怖くて疲れたら別のエリアに移れる強味もある。

個人的には洞窟が最高だった。地上の洞窟の楽しさを推したい。ふと洞窟の入口を見つけて探検する楽しさ。これは、その他のオープンワールド(のロードありきの場面転換)では味わえない。冒険がシームレスな上に縦横奥行がある。洞窟が本当によくってさ~。♪言葉にできない
しかも今作はトーレルーフがあるから、脱出にもストレスがない。仮に、ブレワイ時に今作みたいな洞窟が実装されていたらこうはいかなかった。全てを加味して最強だ……。
しかもしかも、「洞窟を売りにするけど実際は数が少ない」みたいなこともなくて、本当に洞窟が世界中にいっぱいある。迷って半泣きになりそうな広さの洞窟が複数ある。君だけのお気に入りの洞窟を見つけよう! 倉林のお気に入りの洞窟は、ハイラル城西の馬宿近くにある、ライクライクが門番のせせらぎある洞窟です。

それから、「魔物の群れ」などとの多対多の戦闘がとてもとても楽しかった。
ブレワイだと時短爆弾矢でドバ~っとして終了ってことが多かったけど、今作は同行者がいるので、敵が自然と割れて戦いやすくなる。ラッシュ前に同行者が攻撃して途切れるのはご愛敬。協力プレイっぽくてよかった~。旅が寂しくない。
既に世界中で言われているだろうことをひたすら褒めてしまう。
プレイ中、ブレワイは静かな寂寥感みたいなのがあるけど、ティアキンは賑やかで充実した楽しさがあった。ダンジョンといい、ストーリーといい。ストーリーもす~ごい「ゼルダの伝説」だった。讃えた。
ネタバレがある
今頃ネタバレを気にする人が自分以外にいるかな。まあいいか。クリアしたのでラストまでのネタバレがあります。
「ガノンはハイラル城の地下にいる」ことはストーリーの誘導もあって分かっていたが、そこまでたどり着けていなかった。なぜたどり着けていなかったかというと、迷うからである。
まず城の深穴に飛び降りるじゃん? 崖のライクライクや壁モリブリンの群れを抜けるじゃん? ライネルに遭遇するじゃん? 倒すじゃん? そこから、先へ進む道を見つけられなかった。
より正確には、進む道は分かっていたものの、そこへの入り方が分からなかった。入口がかなり上のほうにあるし、崖は瘴気でいっぱいだし、トーレルーフも角度で無効だし。
正規ルートを選びたい性格なので、あれどうやっていくんだかな~と迷っては引き返していた。のだが、ふと気づいた。ゾナウギアが……あるじゃん!
飛行船を召喚し、通路に飛び込んだ。進んだ。とても怖い。未知。怖いよ~~!!

クリアリングでアカリバナを投げたら床抜けの罠だったときのスクショ。心底びびった。自分が落ちなくてよかった。
ライネルに着くまでは、「キースを弓集中なしで倒す」みたいなマイブームをやる程度には余裕があったけど、だんだんそんなことも言っていられなくなった。心細さが半端でない。

完全な孤独になってからは、もう完全におびえながら進んだ。圧倒的孤独。寂しいし怖い。こうなれば沸きチュチュにガチビビリする始末である。戦闘よりもクリアリング時間のほうが長かったレベルの牛歩の歩みで進んだ。

この辺はもう嫌だ~~~~~~~って言った。ギブドは存在が怖すぎる。
でも、オープニングで見た壁画に差し掛かってからは、ちょっと気分も持ち直した。わくわくが勝つ。ついに最終盤を迎えようとしている。
魔物たちが、ちゃんとガノンの手下として機能していたのよかった。前作は前哨戦みたいなのなかったし。今作は多対多の戦闘が楽しいから、煩わしさもない。

戦い始めに集う賢者たち、熱すぎる。お前らが主人公。今作の「仲間」って最高ではありませんか?
格好いい。なんか、みんな、強くなって……………という気持ち。めちゃめちゃ熱くていい。チューリとか、血筋も何にもないただの子どもなのにね。ユン坊も勇気があって偉いな……。英傑見てるか~~~!??!?!? みんな元気してるぞ~!!!!!!

乱戦開始時、ちょうど風切羽の剣を使っていたので、ひと振りでゴブリンが吹っ飛んでいって面白かった。これで雑魚を蹴散らすのがめちゃめちゃ楽しい。他の人が戦っている横からちょっかいを出して手助けする、楽しい。また逆に助けられもする。
ボスラッシュを四人が請け負うの、めちゃめちゃ強豪でよかった。強くなって……。「もう一度倒しているから」とあのチューリが言うんですよ。勇敢な戦士になるって前作から言っていた子どもが……もう立派な戦士だ…………。

ガノンドロフ格好良すぎる。歴代ラスボス(含ガノン)の中で確実に一番好きかも。邪悪。これは世界の支配者だわ……という気持ち。
服装もそうだけど、振る舞いがなぎなたみたいで格好いい。和風というか民族感、似合ってるねえ。今思ったが、現役ゲルドとの見た目の差別化も一応あるのかな。グッズいらない派だけどガノンドロフのamiiboはちょっとほしい。
見た目も格好いいけど、中身も格好良かった。というか強すぎる。HPバーが横にグイ~っと呼びていくところは衝撃的だし、回避ラッシュに回避してくるのもカッコイイ。盾をバリンバリン割られていくことにテンションが上がった。だいたい盾ポーチはいっぱいで、常に消費を兼ねて王家の盾を装備し、新しいのが手に入ったら入れ替える、というスタイルだった。空欄が二つも三つもできたのは序盤を除いて初めてだ。さ、さ、最高~~~!!!
雑殴りでもダメージは入るけど、同じだけカウンタしてくるから、うまくやるか回復で乗り切るかの二択になるの、めちゃめちゃいい。ボス戦として最高。「一対一のボス戦」として、今までのゲームで一番勇者っぽい気分になった。肝心の倉林はまともな戦闘が久々すぎてかなりガバガバだった。これ、アクション苦手で勝てない人もいるんじゃないか?
いや……ガノンドロフかっけえ…。

料理鍋を並べたが「料理できません」と言われて絶望したスクショ。久プレイでそのまま直行したので、料理などの準備をほぼしておらず、普通に押し負けそうだった。ガノンドロフも何やこいつと思っただろうな。
もう死を覚悟したが、妖精さん二匹に助けられた。妖精の回復は瘴気も貫通するんだね。ありがとう。

龍化ガノンドロフ怖すぎた。ゼルダのムービーも結構怖かったけど、これはもう怖い。本当の人外という感じがする。飲むと今決めて今飲むところは、覚悟を決めたゼルダと対照的で、邪っぽくていい。行き着くところまで行き着いた悪役、肝が据わりすぎている。格。
何この大怪獣バトルは? 空中戦? テンション上がりすぎか? 最高? 熱い。龍ごと操作するのかと思っててんやわんやしてしまったが、瘴気がオフになっていて助かった。何この壮大で贅沢なボス戦は!? 「ゲーム」感が増していてとてもいい。
クリアした
あ~~~~~~~~~~~~~。
エンドロールを見た感じ、手(と手をつなぐこと)をかなりテーマにしているっぽい。ゼルダの手と、人外たちのでかい手と……。ゼルダを拾うところ、オープニングのアンサーになっているのもよかった。「剣を突き刺す」ところも白龍と同じなのがグッッ………………てなる。なんていいゲームなんだ。
四人とプルアと共に空島に向かうムービー。前作はリンク一人、よくてゼルダと二人だったから寂しかったが、復興の兆しって感じがあっていい。人々は強い。これから平和でいいハイラルを作ってくれ……。
クリアしたけど、終わった~~感があまりなくて、ロード後にしばらく別の場所をうろついてしまった。ストーリーが面白かったし、道中が楽しすぎたし、さらにこれからって感じのするストーリーだった。あ~~~~。面白かった。まだ知らないエリアもたくさんあるから、今後ものんびり旅をしよう。
本当に「手と手」がテーマだったんだ。