20231125日記

unagi_robot
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帰りの船中10:30~19:45の8割くらいずっと花札をしていました。もう一生分やったような気持ちになっています。揺れる船でひたすらシャッフルし、配り、めくり……。インターネットの無い世界はこうやって遊ぶことになるのだなと実感しました。

そもそも花札自体がかなり好きで、それは図柄とサイズ感にあります。12季節の草花で作られたカードセットに、短冊や動物が描かれ、かつそれらが統一されていないのがいいですね(柳のカス札や光札以外はカスの桐など)。規則性の中にある偏りに魅せられている気がします。あと手頃に小さいし厚みがあるので札同士が当たるとカシャンという小気味よい音が鳴ります。

いくつかルールはあるそうですが、私はこいこいしか知りません。こいこいは運と戦略とバカ要素がちょうどよくミックスされています。手札とめくりは運で、出し方や相手の手札読みが戦略。なんか分かんないけどめくってアレ出たら勝てる!みたいな状況が生まれやすいことや、月見/花見で一杯で即ゲームが終わってしまう無常感が次のゲームへと誘ってくれてたまりません。