それってどこで聞いたっけ、絵本で読んだ気がするな、とずっと思っていたのだけれど、今日とうとうその本を思い出した。『3びきねこさんとさくらんぼさん』だ。3匹の猫が店をやっていたような記憶はあったのだけれど、まさかタイトルがそのままとは思わなかった。しかも店をやっていたのはさくらんぼさんの方なので、かくも人の記憶は曖昧なものだ。それでも素敵な靴は素敵な場所へと連れていってくれるという考え方はずっと憶えていて、靴屋で素敵な靴を見つけると、それを言い訳につい買ってしまう。今よく履いている青いサンダルもそのひとつだ。この春は、このサンダルとたくさんの花を見に行った。
絵本は無尽蔵に与えられていたので、好きな絵本はたくさんある。『おやすみなさい、フランシス』のような海外の雰囲気が漂う絵本も好きだったし、『まあちゃんのながいかみ』のような空想にあふれる絵本も好きだった。月刊で届く「こどものとも」や「おおきなポケット」はいつだって楽しみだった。
私がこうなので、子が生まれたお祝いにも絵本のギフトをいくつかいただいた。まださすがに気が早いかなと思ったけれど、0歳から絵本を読み聞かせてもいいものらしい。この間、上の妹が「しろくまちゃんのほっとけーき」を読み聞かせていたし、私も何か読んであげてもいいかもしれない。そういえば、下の妹が小さい頃にも、絵本を読んであげたものだった。