知らない分野の入門書

undeva
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公開:2026/5/20

今日はたしかに何かを日記に書こうと思っていたのだけれど、この時間になるまでに忘れてしまった。たまにはそういう日記があってもいいだろうと思ったので、書いておくことにする。子が起きている時間はだんだんと長くなって、今日は鼻がつまっているのかビブラートを聞かせた泣き声を長く披露していた。どうあってもかわいらしいのは赤子のいいところだ。今日もあらゆる仕草を褒めたたえられていた。

なんとなく法医学のことを知りたいと思って本を探していた。知らない分野の入門書でいいものを探すのは難しい。素人目に読みやすそう!と思う本が、その道の人からしたら正確ではない話が多くてとてもとても……という例が以前あったからだ。自分も、自分の専門であればなんとなくこの人のはいい本だろうというのがわかるが、それ以外はさっぱりなので、できれば詳しい知り合いにおすすめを聞きたいところだ。

とはいえそも医学関係は全体的に書籍が高価なので、まずはそれなりにちゃんとしていそうな新書から読むことにした。『死体は今日も泣いている: 日本の「死因」はウソだらけ』。サブタイトルは置いておいて(カタカナのウソはどうも怪しく見える。偏見かもしれないけれど)、題がなかなかおもしろそうだったので、半分物語を読むつもりで読み始めたのだけれど、いざ読んでみると実際の法医解剖の場ではどのようにしているかがかなり具体的にわかりやすく書いてあっていい。まだ途中だが、この一冊を読めばとりあえず流れは理解できるようになるだろう。

もうひとつ、入門書を探している分野にハワイ神話がある。マヤ神話について調べた時は少ないとはいえそれなりに書籍があったので(カール・タウベの本の翻訳と、ポポル・ヴフがあったのは大きかった)今回もさして苦労しないだろうと思っていたのだけれど、実際のところ、本探しはかなり難航している。半分観光ガイドのような本はあふれかえっているし、やさしい本ならあるのだけれど、出典がどうもわからないので参考資料にはしづらい。最後に文献一覧をつけてくれればいいのにな、と思いながら、『ハワイの伝承と神話: 附・クムリポ』を買うか迷っている。海外の研究をなぜ日本人がやる必要があるのかというのは我が母校でたびたび問われたところだけれど、こういう時にその問いかけの意味を実感する。

@undeva
本と旅と万年筆が好き。