昨日、夜の池袋を歩きながら聞き込んだ舎利礼文の半分ほどが抜け落ちている。門前の小娘は摩訶般若波羅蜜多心経しか読めない。アラビア料理を食べた帰り道は雪がちらついていたことを、経文と一緒に思い出す。
今日も随分と冷えていた。布団から出るのが億劫なくらいの冷え込みは、寒波のせいのようだった。SNSではよりにもよって選挙の日に、と嘆く声がある。
午前から約束していた遊ぶ予定は夕方には済んだので、少し休んで青柳の暗譜を始めた。何度も弾いている曲で、指はなんとなく動くが、楽譜に書き起こせと言われると難しい。100枚入りの三線譜をどこかで売ってくれればいいのに、なかなかそういうものも見当たらない。今度まとめてコピーしておいた方がいいかもしれない。
京極夏彦の「書楼弔堂」シリーズの最新刊を少しだけ読む。短文が折り重なって、どこか不安になるような感じもするけれど、やっぱり好きだなと思う。三味線を弾いた後なので、余計にそうなのかもしれない。
装丁がいいので、このシリーズは引っ越したら単行本で揃えたい。そういう本が、たくさんある。