最近、陳情令をちょこちょこ見返している。
やっぱり面白いし全然飽きない。
多分見返すのは7回目くらい、好きな回だったら10回以上は見返している。
何にこんなに魅了されているのか改めて考えてみたんだけど、やっぱりね〜〜
みんな芝居が上手い。
特に泣きの演技!
あんなに綺麗な人たちが鼻水を流しながら号泣する姿に感銘を受けた。
↑師姉も「涙が勝手に溢れてくるの」と言ってる…
各俳優のそれぞれのキャリアにはあまり詳しくないが、メインキャストは10代〜20代の若手。演技経験があまりない人もいるだろうに、皆の熱演がすごい。
以前WOWOWでやってたメイキング番組を見たんだけど、事前のワークショップでの演技指導をすごくきちんと行ってる。
ドラマでここまでのワークショップをやるイメージってあんまりない(中国では一般的なのか?)
なんとなく演劇の稽古みたいな印象を受けた。
前置きが長くなった。
今回の本題はこれ。
私が特によく見返す回、陳情令第25回の皆の表情の良さについて。
第25回は副題が「不協和音」ということもあって、何かが起こりそうな不穏な空気がずっと流れている。
実際、次の第26回からラストまでもうずっと辛い。
魏無羨が皆と並んで立つことができた最後の回。
なんだけど、各世家が集まる狩猟大会ということもありたくさんの登場人物が出演してるし、なんといっても金子軒の公開告白と藍忘機の告白まがい(「私はお前の何だ?」)が描かれるので個人的に楽しい回でもある。
今回は私が良いと思った表情について見ていく。
※話題の性質上、勝手に表情にアテレコしてます。
蓮花塢に現れた金子軒にドギマギする師姉を見る江氏双傑
前の日記でも書いてるんだけど、私は基本的に兄弟萌えです。
この場面、江澄と魏無羨が表情で会話してて非常に好き。
散々師姉を傷つけてきた高慢な金子軒、本当だったら今すぐ追い返してやりたい。
でも肝心の師姉が金子軒のことがまだ好きなのでそんなことはできない。
江澄(ほら、話題の金子軒のお出ましだ…どうする?といっても俺たちにはどうすることもできないが)
魏無羨(チェッ、どのツラ下げて蓮花塢に来てんだよ。はよ帰れ。あ〜〜でも師姉ちょっと嬉しそ〜。また傷つけたらタダじゃおかない)
魏無羨(おい、江澄、いいのか?誘いを引き受けて)
江澄(といっても金夫人の意向とあれば、断ることもできないだろう)
みたいな会話を表情でしてるんですよね。
表情筋がめっちゃ動いてすごい。
元々の2人の性格として、江澄は人の好き嫌いがはっきりしてて、魏無羨は人にあまり執着しないタイプなんですよね。魏無羨は喧嘩しても根に持たない。
でも師姉と金子軒の件だと、2人の性格が逆転する。宗主として家同士の関係を考える江澄は比較的冷静に対処しているけど、魏無羨は師姉が傷つけられて泣いたことを絶対に許さない。
それが面白いなーって思う。
表情で会話できるほど、一緒に育った二人の兄弟感がとても好き。
捕虜に対する非道な行いに憤る魏無羨を止めようとする江澄
これはとりあえず見て!?
8分38秒のあたりです。
「突っかかろうとする配下を無言で止める」という芝居で、こんな表情できる?
ほんと上手〜〜〜👏
何気に江澄の言うことを魏無羨が聞いた唯一の場面じゃないかな…
もし蓮花塢に魏無羨がずっと留まっていたら、こういう場面がたくさん見られたかもしれない。
百鳳山で藍湛に声をかけようとしてやめる魏無羨の一連の表情
これが一番書きたくてこのトピックで書き始めたの…
ここの肖战(魏無羨)の細かい表情変化は何らかの賞に匹敵すると思う。マジで。
まず山の中で藍湛を見かけ、「おっ!藍湛だ!」と声をかけようとする。
でも藍のお兄ちゃんに「我が道に固執すれば君を案ずる者にまで影響を及ぼす(訳:うちの弟を巻き込むなよ)」と釘を刺されたのを思い出し、声をかけるのをやめて視線を逸らす。
藍湛、魏無羨の気配に気付く。
再び藍湛の方を見る魏無羨。藍湛がこちらを見ているのに気付き、華麗な二度見。
魏無羨に向かって歩き出す藍湛。
近づいてくる藍湛を見て、困惑と滲みでる嬉しさが混ざり合った絶妙な表情。
誰がこんな顔できる!????
陳情令を見たことがない人にもぜひこの表情だけは見てほしい。「この顔にピンときたら陳情令」のポスターを作って貼ってまわりたい。
肖战にこの表情をさせるト書きには一体何て書かれてるんだ。
うーん、こんな表情するのに、この後心配する藍湛に向かって「俺はお前の何なんだ?俺に関わらないでくれ」と突き放すんだよな。
事情は分かるけど、藍湛からしたらひどいよね。
でもここの藍湛、負けていません。
「私はお前の何だ?」と聞き返します。
まさか聞き返されると思ってなかった魏無羨、驚きながらも「かつては生涯の知己だと思っていた」と本音で答えます。
「今もそうだ」と返す藍湛。
私はこのシーンを見た時、ほとんど告白シーンだと思った。
なんか急にNetflixの欧米の現代ドラマみたいな会話するなあって。笑
藍湛にしてはかなり踏み込んだ質問してるよね。「私のことどう思ってる?」だよ。
あの「くだらん」しか喋らなかった藍湛が…
百鳳山での諍いで師姉に守られて悔し泣きする魏無羨
長くなりそうだからさっさと次いきます。
魏無羨と藍湛は、師姉と金子軒が二人でいるところに遭遇します。
早とちりで師姉にひどい態度をとる金子軒。立ち去ろうとする師姉を金子軒が引き止めたところで、隠れて見ていた魏無羨の堪忍袋の緒が切れ、突入します。
これだけだったら藍湛もいるし丸く収まったと思うんだけど、そこに魏無羨を目の敵にする金子勲、挙句の果てに金夫人まで乱入し、事態は大ごとに。
公然と魏無羨の不遜な態度を罵る金子軒。
江家の教えまで持ち出され、怒りの感情に支配された魏無羨は笛を吹きそうになってしまいますが、すんでのところで藍湛と師姉に制止されます。
いつも控えめで温厚な師姉ですが、今回は黙っていません。
魏無羨を侮辱したことに対する謝罪を金子勲に要求します。
ここの魏無羨、震えながら子供みたいにボロボロ泣いています。この表情が良い。
メンツを重んじる中国文化において、大勢の前で侮辱することも、大勢の前で謝罪を要求することも、多分日本人が感じる以上に重い意味があると推測する。
この魏無羨の表情には、守るはずたった師姉に守られてる不甲斐なさと、侮辱に対して自分に代わって激怒してくれることに対する嬉しさがあるんじゃないかなーと思う。
魏無羨の中で師姉は「世界で一番大好きな人」なんでしょうね。
実母の記憶がない魏無羨にとって、師姉は母代わりに慈しんでくれた人。
いつでも無条件に愛してくれる存在で、精神的支柱。
師姉の前では「阿羨」として、いつまでも子供でいられる。
だからこそ後の展開が効いてくる訳ですが…😭
初めて陳情令の第1回を見た時、悲痛な面持ちで崖から飛び降りる姿と、復活してから好き放題やる姿にすごくギャップを感じた。
「この人、こんなに強くて明るいのに、どうして飛び降りたんだろう🤔」って。
でも第2回から始まる(長すぎる)回想で、そのギャップが丁寧に埋められていくのに気付いた。このドラマ、構成が上手いよね。
そして第32回を見たとき思った。
そりゃ飛び降りるわ…
だって、師姉のいない世界に生きていたくないもん。
絶望の中で生き続けるくらいなら、死んで楽になりたい。
その気持ちはとてもよく分かる。
でもね、江澄の気持ち考えたことある?たった一晩で姉弟を失う気持ちを?一年ちょっとの間に家族を全員失う気持ちを?
江澄、不憫すぎる😭
16年の間に、江澄のそばに金凌がいて良かったなーと思います。
江澄はああ見えて犬とか兎とか動物が好きなので、きっと赤子も好きだと思います。なので金凌もめちゃくちゃ可愛がられて育ったと思う。
江澄はありえんくらい口が悪いので「骨を折るぞ」とか言うけど、金凌は江澄に対してけっこう生意気に育ってるので、江澄が本当はそんなことしないというのを分かってるんですよね。
叔父と甥、良い。
江澄の金凌子育て奮闘記見たい。
番外編
めちゃくちゃ脱線した。
地味だけどもう一つ好きな表情がある。
それは金子軒の公開告白シーン。
告白する時になってなぜか現れる藍湛&藍曦臣&金光瑶御一行。
告白を聞いた時の表情が三者三様で面白い。
藍湛→無
藍曦臣→うっすら笑っている
金光瑶→(コイツ、マジか…)という目で金子軒を見る
金夫人の「逃げてどうするの」(本当にそう)というツッコミも相まって、なんかこのシーンじわじわくるので好きです。