社会に出るのに暫く掛かった人
『お前の前にいるのは20年以上も理不尽な環境に置かれて個人的な小火を体験し続けているにも関わらず、胃に穴が開くこともなければ鬱病にもならず、半生を朗らかにカウンセラーに語ってドン引きされ「非常に大変な人生です」と自覚するように促された人格破綻者だぞ』というネタを思いついた。
不謹慎極まる。
診断:GAD 傾向:ASD,DID,ASPD
という特性は人格破綻者を意味しません。STOP・批判的な偏見!
大体「環境と状況のヤバさを自覚してください」と言われるが「ハハハッ!こんなものでヤバい訳がありますか!でもあなたの心配は受け止めますよ!」のような勢いで活動している。
周囲には申し訳なく思っておりますが、こればかりは圧倒的に感性の問題で「ドン底に比べれば天国でございます!」が先に来る。
健康体というわけではない
部分健忘(過去と今の自分が別人状態)
経験由来の精神障害(GAD)の治療中
ストレスによる不眠や食欲不振、下痢
それでも胃に穴は開かない。鬱病にもならない。
いや診断が下りなかった(診療の暇がなかった)だけでたぶんあの時期は鬱病だったのでは……と思うところもありますが自力で立ち直ってしまいました。その件についてお医者様に恐らく困惑され「何の治療やカウンセリングが必要なのか」とまで言われてしまったくらいです。
頑丈なのか脆いのか
「はあ、心配していただいているところ申し訳ないのですが、私は非常に平静で何も気にしておりません」という問題は人生でずっと付きまとっていて対策に困ってるんですよね。事実を述べてるだけなんですけどSOSと受け取られることがある。
じゃあ全く困らないのか、苦しまないのかと言われると、うーん。
少なくとも他人が思うような苦しみ方や悲しみ方はしないな。
他人が私のことを怒っている、悲しんでいる、苦しんでいると評価する時、私はただ困っているだけだな。というのが正直な気持ちです。
この人、私のことを「その辺の普通の人と同じ感情を持っていて、よくある反応をする人」だと思っているのだなあ。残念だけど、そんなことは全くないんですよ。本当に無いんです。……ああ、理解が難しいですよね……。
感情に訴えられても微塵も分からないんですよね。感情が動いてないことがほとんどなので。感情を合わせることはできますけれど。「いやあ面白かったですね!」や「大丈夫ですよ~!」と言いながら心の中で真顔。
インターネットで「草」や「おもろ」「わろ」「www」なんて表現していても実は真顔だろ?なんてネタがあったりしますが、あれを現実で行っています。つまらないわけじゃないんです。他人ほど激しい感情がないだけで。
意図的に「大げさ」にしないと人間っぽくないんです。
食い物に見えるらしい
私のことを「一切の友人がなく、恵まれていない引きこもり」という前提で接してくるような人が度々いるのですが、本当にやめたほうがいいです。
まず「引きこもり以外で家にいる人」なんて、よくいます。テレワークでの働き方の変化とかではなく「障害や病気で働けない」とか「働き方が特殊である」という理由で、昔から家にいる人はいましたよ。
昔お世話になったアプリの制作者のサイトに、制作者自身のプロフィールが公開されるようになって「おお」と思って覗いてみたら「半身不随で動けないので、暇つぶしでプログラミングをしています」とありました。長い時間をどうしても持て余してしまう人生の人っているんですよね。私もその一人でした。
いや、まあそれが関係するかどうかは分からないのですが、私はどうも軽視されやすい傾向があります。さすがに何年も何人も相手にしてくると法則が掴めてきますが、これは友人たちの支えあってこそ得られた成果です。
彼らは私が苦しみ、行き詰まる時に提案や分析を彼らなりに手伝ってくれ、私はそれを元に検討をすることができました。そもそも私は友人たちがいなかったら、とっくにこの世を去っているかもしれない人間です。私だったら見捨てているようなものを、友人たちは生かそうとしたのですね。
いつもありがとう
私はお世辞にも善良で素晴らしい人間とは言い難いです。私がもう一人いたとしたら、私は「その人と付き合わない方がいい」と述べるでしょう。私は私と距離を取る人について一定の理解を持っています。……例外もありますが。
いえ、距離を取る自体はもちろん自由です!
根拠のない主観的な批判、自分がそう思ったからというだけの過剰な批判が元になっていると苦笑いせざるをえないだけですが。私を加害者と呼ぶ人こそ加害者なのではないかなあ。と思うことが度々ございます。ハハハ。
ともあれ、私は私の友人や人生に感謝をしています。これが当たり前ではないことを胸に留めたいです。
本当に、私のような、ろくでなしを助けてくれようとする人には感謝しています。けれど、あなたの人生を犠牲にしないように祈っています。