風呂場の電球が切れた。
LED電球が切れるってことは論理上ないのだと思うが、ソケットとかその他の部分がダメになるんでしょうね、あれ。
いろいろあってすぐに新しい電球が買えなかったので二日ばかり薄暗い中で風呂に入った。とはいえ、ガラス越しに部屋の明かりが届くので別に困るほど暗くない。
付け替えた。明るい。
別にワット数とかをこれまでの電球と変えたわけでもないし、もともとついてたのが廃盤といわれたので同等のものを買ったはずなのだが前より絶対明るい。技術の進歩なのか。どのくらい明るいかというと掃除の行き届いてないところの黒ずみなどが見えてしまうくらい明るい。今度のお休みにカビハイターだよお前たち。
そして風呂場の壁を蜘蛛が登っていく。
巣を作らない小さいぴょんぴょん跳ねるタイプでもういちいち気にしてもしょうがないくらい外に出しても出しても入ってくるのでもうあまり気にしていない。髪を洗うときには「お前シャワーの当たらないところにじっとしていろよ死ぬぞ」と声をかけてから洗う。なるべく避けてやろうという気持ちはあるが、流されないかは蜘蛛の運次第である。
今日に限っては、蜘蛛が「ええ、なにこれ明るい……」と言いながら壁を上っていくように見えた。