事実と意見

unvalley
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「理科系の作文技術」という書籍において、事実と意見を区別することの重要性が説かれている。

事実と意見が完全に分離された文章を書くのはなかなか難しい。例えば「ソフトウェアエンジニアは、文章を書く頻度が高い。」といった文は、意見と事実のどちらだろうか?意見にも事実にも見える。この一文のみでは、事実として根拠が乏しいため、根拠のない事実と言えそうだ。だが、それを意見と呼んでも、不自然ではない。

このように、事実と意見を区別するのは、なかなか難しい。上記の一文をChatGPTに質問してみても、意見寄りだがそうとも言い切れないような曖昧な返答。意味論を汲んだLinterが、世の中の文章の曖昧性をどれほど排除できるかみてみたい。

@unvalley
都合の良い解釈の模索