2024/02/13 8月度Fes×LIVE

たーんえー
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Xやそれに類する短文投稿SNSの特徴は、フォロワー間で(場合によっては暗黙に)文脈が共有されていることだと思う。より会話に近いとも言える。界隈にもよると思うが、何かに対する反応が短くハイコンテキストになりがちで、知っていればわかるが、知っていないと何で盛り上がっているのかあまりよくわからない。そんな人たちが雑多に同じ場にいることがタイムラインの面白さでもあるし、眺めているうちに薄っすらと知識を得ていくこともある。一方で、各々が当たり前のように持っている(が自分があまり知らない)言及先への前提知識をどこかで知れたら、世界が広がるように感じて嬉しい。隣にある知らない世界を知ることができるという意味で、自分は長文のブログ記事が好きなんだろうなと思う。

蓮ノ空

8月度Fes×LIVEを観た。開幕から活動記録と同じ赤い衣装を着たみらくらぱーく!の2人が出てきてすごく良い。蓮ノ空の(言うまでもない)良いところの一つが、活動記録とWith×MEETS、Fes×LIVEの3Dモデルが全て同じことだと思う。これが例えば活動記録だけ2D作画だったり、ライブシーンだけ明らかに別空間の映像のようだったら、体験は変わってしまうと思う。地続きだからこそ、あの活動記録での努力が結実したライブのように感じられるし、一緒にステージに上がることがないと思っていた二人が遂にステージに上がったことに、感慨深くなる。活動記録(というおそらく非公開な彼女たちの日々)で先出しされていた髪型や衣装がWith×MEETSやFes×LIVEでお披露目という形で公開されるのも良い。髪型や衣装の種類数も素晴らしい。3DCG作品だとコストの観点から髪型や衣装の数は最小限とされることも多いが、日々を過ごす彼女たちを描くにあたり、譲れないポイントだったのだろう。また、ライブとMCの切り替わりがシームレスなのも、「さっきまでライブをしていた人たちが今こうしてMCで話しているんだな」と感じさせてくれる。ここの振り付けが好きなんですよね~という話をしてくれるところも良い。

8月度Fes×LIVEではYouTubeなどにレッスン風景ショート動画(みらくらの例)が上がっているのもとても良かった。With×Meetsにいくつかあったレッスン配信と同様、活動記録とはまた違った角度から、Fes×LIVEに向けての取り組みを感じさせてくれる(他の月がないのは残念……)。

その他の話題だと、劇場版ポールプリンセス!!の新宿バルト9での上映延長が決まった。めでたい。エルダンジュの新衣装楽しみ