2024/03/14 ホワイトデーアンコール上映会

たーんえー
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ホワイトデーアンコール上映会

劇場版ポールプリンセス!!のホワイトデーアンコール上映会が、全国13の劇場で開催された。(本拠地のようになっている)新宿バルト9だけポールダンスのモーションキャプチャーの解説があったのだが、バルト9では何度も観ているし他の劇場で観られるチャンスの方が貴重そうであること、他の劇場で再上映があるかどうかは埋まり具合で決まりそうなこと、単純に近いことなどの理由から地元の映画館で観た。平日夜にほどほどの広さのシアターで、埋まり具合としては1/3程度(よりはやや埋まっている?)という感じだったのだが、それでも普通に上映していた最初の数週に比べたらだいぶ埋まっていて、ポルプリも広まったものだな……と勝手に感慨深くなっていた。

ペンライトの色を見ようと思って座席は最後尾より何列か前を選んだのだが、応援ガチっている人はバルト9に行っているのか、あまりペンライトを点灯している人は見られなかった。後ろではカチカチする音が聞こえたので、慣れている人はみんな同じ事を考えもっと後ろに座っていたのかもしれない。声も基本控えめで、全編応援上映ではあるものの実質的にはポールダンスジャパンカップ応援上映(大会のポールダンス中だけ応援できる上映。最初の数週観た人にしか知られていない)のような感じだった。隣も基本空いていた。ポールダンスショー中はペンライトを振ったり拍手はしたいが、本編中特に声を出したいわけではない派なので、個人的にはこんな具合が一番好みかもしれない。

このアンコール上映会の見所は、本編後のWEB版ポールダンスショームービーの上映だ。劇場でWEB版ショームービーが全て流れるのは昨年10月末のイッキ見上映会以来。応援できるのは(昨年4/2のライブを除くと)初だ。WEB版のショーからこのコンテンツにハマったようなものなのだけど、こうして劇場で上映しても充分な完成度のショーであることを改めて実感した。サナ姫のAvaricious Heroineはシンプルに盛り上がる曲であり、明暗がよく表現される劇場の応援上映に最も向いていると思う。これだけは満員ペンライト持ちの劇場で観たかったかもしれない。スバルのリメインもまた明暗がしっかり表現されると見え方も変わるし、動きもダイナミックで大画面に向いている。スバルが回り続けている中で暗転することで時計の針が動き続けていることを表現するところ、わかっていたつもりだがやはりスクリーンが真っ暗になるとより実感できた。観る前は劇場版からのWEB版というのは順序が逆なのではとも少し思ったが、初見の人にとっては劇場版でキャラクターを把握した上で追加でバラエティ豊かなショーを大画面で観られるというのはポルプリのスターターキットとして結構良い体験なのかもしれないと思った。なんにせよすごく楽しかったので、今回の形でまた各地で復活上映があると嬉しいなと思う。