2024/02/19 週刊少年ジャンプ

たーんえー
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日々あんまりネタがなくて、既にひねり出す感じになってきてる!

週刊少年ジャンプ

自分は、割と習慣になりさえすれば(そして苦でなければ)それなりに続けられる方だと思うのだが、習慣にできるまでのハードルがそれなりにある。そのためか、長いこと読み続けることができている雑誌も、昔から読んでいる週刊少年ジャンプのみだ(今買っている雑誌だと他にジャンプSQもあるのだが、数か月貯めてしまっているのでここには入れていない)。

というわけで週刊少年ジャンプの話をする。長い期間が読んでいると、誰でも熱を入れて読んでいる時期とそうでもない時期があるだろう。一番好きだった時期は、ワールドトリガー/火ノ丸相撲/ハイキュー/食戟のソーマ/アクタージュ/呪術廻戦など中堅~新連載が強かった2018年あたりだろうか。逆に最近は、暗号学園のいろはやアスミカケル、(少し前だが)人造人間100が連載終了したことで、なんとなく熱が低めになっている。ジャンプの主な読者層と、自分が好きな漫画との間でのズレも感じている。

とはいえ、長いこと読んでいると、単純に漫画を楽しく読むのとは少し異なる楽しみ方もするようになってくる。(あまり趣味は良くないが)いわゆる生き残りレースの観測だ。自分が目の前の漫画を好きかどうかというのは自分ではわかるものだが、目の前の漫画が今の連載陣と読者層という"環境"で戦い抜けるのか、というのは難しく、それを考えるのは面白い。自分からしたら似た印象の漫画でも、すぐに巻末に行ってしまうものもあれば、巻頭付近に定着するものもある。その違いはどこにあるのか、順位を上げたとしたらどの辺りのエピソードが決め手となったのか。"面白い漫画"と言うとあまりに幅が広すぎるが、"今の連載環境で勝ち抜ける漫画"となると必須要素はいくつかあると思う。単に内容が面白いことだけでは足らず、目を引くキャッチーさ、テンポ感や読みやすさ、王道を行く度合いと少し外す度合いの丁度良さ、現在の連載陣との差別化、他にもきっとたくさん。題材が一見ジャンプ向けとは思えなくても、今の環境で生き残れるように工夫を入れることで、連載を続けている例も見られる。また、数年前にあっさり連載を終えてしまった作家がしっかり対策して次作をジャンプでヒットさせたり、ジャンプ向きではなかった作家が別雑誌で持ち味を伸ばしてヒットさせたりというのも、嬉しく感じるものだ。こういった楽しみ方は、漫画を単行本ではなく雑誌で、リアルタイムに追うことのメリットの一つと言えるかもしれない。