劇場版ポールプリンセス!!のComplete Albumが届いたので聴いていた。発売日は明日(これを書いている時にはもう発売してるけど)なので細かい感想は置いておくとして、繰り返し聴いた曲に知らない部分があるというのは大変なことだと思う。ポルプリとしても、劇場版公開以降では最大の供給なのではないだろうか。あとシンプルに、改めて楽曲を集中して聴くことで意識してはいなかった色んな音が聴こえてくるのが楽しい。フル尺だとどんな振り付けになるかを想像する楽しみもありそうだ。
2月度Fes×LIVE
Colorfulness(るりのとゆかいなつづりたち)、良かった。瑠璃乃さんは小さな身体と無邪気な声を持ちながら、繊細さや優しさ、そして懐の大きさも感じられるのが良いキャラクターだ。眼鏡を掛けてステージに立ってくれたのも嬉しい。振り返り配信で綴理先輩が頭を下げたときの高さ、立っている瑠璃乃さんと同じくらいでビビった。
花帆さんはかほめぐじぇらーとだとキュート系?一本で、こういう道を行く可能性もあったのだなと思わされる。だけどやっぱり、スリーズブーケをやっている彼女が一番良い。シャッフルユニットで似た者同士で組んだからこそ、メインのユニットで正反対なところもある二人で組んでいるからこその良さが感じられる。シャッフルユニット、良い企画だった。
ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する
最終話まで観た。主人公リーシェの、6度の人生で得た多様な経験、広い興味、何より未来を変えようという強い意志が印象的な作品だった。リーシェの最大の強みは、6度の人生を過ごしたことで人の可能性の広がりを身をもって感じたが故に、その広がりをまっすぐに信じられることだと思う。前の人生に対しても、後悔より楽しかった思い出の方が多くを占めているのも彼女らしい。アルノルト殿下はどこか自分の生き方を定めていたり諦めのような感情を持っていそうで、そんな殿下に世界の広さや異なる視点、自身の前に存在する選択肢に気付いてもらうのがリーシェの願い、目標なのだろう。二人の間の「触れない」という約束の使い方だったり、多くの人生を過ごし経験が豊富なリーシェに初々しい面があったりと、二人の間のパワーバランスがちょうど良かった。細居美恵子さんのOP/EDイラストや、EDイントロが本編と被る演出なんかも好きだ。最終話「いちばん美しいもの」で、殿下の瞳と、同じ色をした指輪が同じ画面に収まる構図も印象的だったな。