2024/04/15 アニメコイン

たーんえー
·

活動記録1話中編が更新された。ドルケとみらくらに新入生が来るお話。どちらも非常に良かったが、何より藤島慈さんが新入生を入れたがっている理由が以前の大沢瑠璃乃さんの行動に触発されたものだったことにじーんと来てしまった。新入生の安養寺さんから「めぐちゃんとるりちゃんの聖域に」という言葉があり、実際幼馴染ユニットって誰かが入れる間柄なのか?とも発表時は思っていた。しかし、この決断に至れたこと自体が二人がお互いを想ってきたこと、「世界中を夢中にする」という大目標に向かい進んでいることの証であるな、と今なら素直に思える。(それはそれとして、慈さんは先に卒業して瑠璃乃さんを置いて行くことになるのも考えての行動なんだろうな……)

アニメコイン

今期アニメもいつの間にかそこそこ進んできていて、人々がアニメコインを賭けた姿をよく見掛けるようになってきた。何話まで(または放送前)に賭けなくてはいけないかは色々流儀がありそうだが、現状2話まで観たところなので自分の中ではセーフということにして以下のように賭けた。

  • 夜のクラゲは泳げない 5枚

  • HIGHSPEED Étoile 3枚

  • Unnamed Memory 2枚

ヨルクラは先日2話を観て、かなりの完成度のエピソードだと感じた(2話感想)ので文句なし。個人的には年間10選の候補に入るエピソードとすら思うが、この時点でこれが出てくるなら中盤以降の更なる伸びに期待したい。

HIGHSPEED Étoileは今日2話まで観た。1話はなかなかインパクトがあって、なんとカーレース1試合を大きく盛り上げることもなく淡々と進めていき、大部分の時間を使ってしまうのだ。実況と解説の落ち着き具合は、本当に何気ないスポーツの1試合を観ているような感じ。人物やマシンの見分けも正直そこまでつかない(これは僕が見分けるのが下手なだけという説はある)。特筆することのない試合、だけどそんな試合も、とある選手の引退試合だったりする。引退選手は有終の美を飾れず、何ならヘルメットを取った顔すら出ないのだけど、そんな姿を見ている二人がいて、その二人は後を託される。二人と共に次の試合でデビューするのが主人公という引き。何かが起こる前触れとなる平凡な試合という意味では、0話と題した方が良かったのかもしれないが、まあ悪くない。さらにデビュー戦の2話も大部分がレースシーンで、主人公の回想は1話同様かなり短い。2話はまだわかりやすい見所があるが、とにかくカーレースの力を信じすぎていて、何がそこまでさせるのかちょっと期待してみたくなった。1話のカーレース、後でキャラの関係やマシンを知ってから見返したら結構見所ある!みたいに思えたら一番いいなあ。語り継がれたりするわけではない世の多くの試合って、知らない人から見たら地味に見えるけど知識や思い入れがあると面白く感じる、そういうものだと思うから。

Unnamed Memoryは割と有名原作だし安牌すぎるとは思うが、こういうしっとり会話劇アニメは好きなので入れておいた。