『バンドリ!アワーノーツ』が少し前にリリースされた。自分はまず「millsage 」のバンドストーリーから読み始め、予想よりボリュームがあって若干遅くなったものの20話までは読み終えたので軽い感想を書いておく(アナザーストーリー等はこれから)。
ざっくりとした感想としては……あまりにも趣味が悪いのだけれど、めちゃめちゃ面白くて悔しい!
リリース前に楽曲やMVからある程度予想はされていた通り、既に亡くなっているボーカルと入れ替わるように最年少の汐見蛍が加入するという話になっている。そういったあらすじは何となく予想できても、実際の話は想像以上に根深くて、ずっとヒリヒリしながら読んでいた。何なら最後が一番……ね
キャラクター紹介も兼ねた導入エピソードなので、各キャラの印象を書いていく。
汐見蛍:中学3年生のキーボード兼ボーカル。本人は全く悪気がなく純粋に音楽と周囲の幸福を求めているだけなのに、才能故に周囲を巻き込んで破滅に進んでしまう。苦しすぎる。ラストではその純粋さすら別の形に変えてしまったようで、更に苦しい。
和泉朋花:高校1年生のドラム。一番好きな人かも。本人も才能が(そこそこ?)あるっぽいのに、それ故により本物の才能に近寄りたがるっていう人物造形があまり見ない感じで興味深い。一応自分も周りもwin-winになるように動いてたのに暗躍系の人だからか必要以上に責められてて若干不憫。行動原理が変なだけで多分悪い人ではないのに……目がハートマークの場面多くて笑う。
伊沢なつめ:高校2年生のギター兼作曲。負けず嫌いで、良くも悪くも行動に出る人なので安心感がある。「一年ズ」「中学生」みたいに時々先輩風吹かすのも良い。この人のことみんな好きだよな?
浜崎まほろ:高校2年生のベース兼作詞。奏多さんと凪さんと幼馴染。責任感があって抱え込むタイプだが、それに見合う才能までは伴ってないのが辛い。ツインボーカル周りの話は特に辛いけど、向上心があるのは素直にカッコいい。
琴平凪:高校1年生のギター。奏多さんとまほろさんと幼馴染。大人びた容姿だが、朋花さん同様高校一年生組なのが良い。その外見とは裏腹に内心は臆病で、まほろさんのことを思っているが故にまほろさんと目指す方向が合わないのが絶妙。話し方が若干ダウナー系?なのもよい(結川さんありがとうございます)。
沢海奏多:元millsageのキーボード兼ボーカル。早い段階で既に亡くなっていることが明かされ、millsageの音楽を残すのが彼女のためのはず、残された自分たちにできることをやっていこう、という王道の物語が展開されていく。ただ、それはみんなの思い出の中の奏多さんであって、彼女も一人の人間で……という。苦しい
本物の才能に劣等感を抱きつつも頑張る最年長組、才能に別の態度を持つ一年ズ、そして才能の擬人化のような蛍さん、というメンバー構成と自分は受け取った。この先どうなるのか気になりすぎるのだが……とりあえず次は(アナザーストーリー読んでから)家団読みます。