昨日、冬アニメの感想記事を投稿した。冒頭にも書いた通り、完走した日に日記に感想を書いているので、それをベースとしている。一度にいくつもの作品の感想を書くのは、ある作品から別の作品に頭を切り替える行為がなかなか難しいと思う。見終えたその日は一番その作品のことだけを考えていられる時間なので、そのタイミングで書くのが自分には合っていそうだ。もし日記に全て目を通している人がいたら、大体既に書いてることじゃん!と思われてしまうかもしれないが、まあ(日記の更新時間的にも)そんな人はほぼいないだろう。投稿してみて自分が何気なく書いたちょっとしたことに意外にいい反応をもらえたりすると、嬉しい。
公認野球規則
プロ野球の試合をそこそこ観ているのに、ちゃんと目を通したことはなかったな~と思い、一通り読んでみた。細かい規則を知るというよりは全体像を知るのが目的なので、読んだというよりは目を通したというくらい。感想としては、野球の試合を観たことがある人ならわかると思うのだが、ルールや記録の付け方の場合分けがめちゃくちゃ多い!(具体例を持ってこようと思ったけど面倒なので省略)個人的には、いくつかのシンプルなルールがあり、それによって多くの事柄が決まる方が好みである。先にルールから作る、ゲームのルールなんかはそっちが多いだろう。一方でスポーツというのは先にルールから決まったのではなく、おそらく遊びから生まれたものがいつの間にか競技になっている。そのためルールはそれが円滑に進むように、実体と乖離しないように後付けで作られているはずだ。更に野球は、情報が数値化されやすいスポーツだ。(あえて古い指標を例に出すと)4割打者が大量に出ては困るし、ホームラン60本越えがたくさん出ても困るし、年間50盗塁越えがたくさん出ては困る。そういうわけで、バランスが壊れたり壊れて見えないように、状況に応じてルールを継ぎ足していくことで複雑化する、そういうものなのだろう。さて、これらの細かいルールを覚えようという気は全然ないのだが、当たり前のように見たり使ったりしているものの中身を見るというのは面白いものだ。知識として仕組みを知るのとは別で、生の文字として読むのは妙なワクワク感がある。憲法なんかもそうだし、よく見るウェブサイトや使っているOSSのソースコードを読むのなんかもそれらに該当するだろう(日本国憲法を初めて読んだとき妙にワクワクした)。経験はないのだが、電子機器をバラしたりする人の気持ちもこれに近いのかもしれない。仕組みを抽象的に理解するのとは別で、いざというときに生に近い情報に触れられる状態にしておくことの安心感みたいなもの、ある気がする。