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2026/07/22 七月大歌舞伎

たーんえー
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公開:2026/7/23

今日は歌舞伎座で「七月大歌舞伎」を見てきた!

自分が見てきたのは夜の部で、「鎌髭」「め組の喧嘩」「春興鏡獅子」の3つの演目だ。16時15分から開演で、途中合計1時間の休憩を挟み、終演は21時手前。上演時間は3時間半ほどと、中々の長丁場だった。

全体としてまず感じたのは、生で見るとイメージ以上に音が響いて聞こえること。特に舞台を足で踏み鳴らす音や、ツケの音(上手の端で音を打っている人がいる)が空気を振動させるかのように響いてきて、聴くというより"身体で感じる"に近い体験だと感じた。もちろん三味線や太鼓の生の演奏もあるため、視覚だけでなく聴覚で味わえる部分も多い芸術だ。

また、どの演目も花道を演出で上手く使っていて、その辺も見所だった。やはり主役や重要な役が出てくるとオッと盛り上がる(気がする)。自分は一階席だったのだが花道からは少し距離のある席だったので、花道近くならまた違った楽しさがありそうだ。

今回歌舞伎を生で見るのは実は初めてということで、同伴者にイヤホンガイドを勧められたのでレンタルして鑑賞した。開演前に付けてみると、結構色々と解説してくれる。開演してからは喋りっぱなしではなく人物の紹介やわかりづらい用語の解説など、意外と要所に絞られていて良かった。ただ片耳はイヤホンを付け続ける形にはなるので前述の音を十分には味わえていない感じもして若干勿体ないかも。事前に予習してガイドなしの方が自分向きかな~

3つの演目についても少しずつ触れる。最初の「鎌髭」は、平家の生き残りの景清が、源氏の武将たちに命を狙われるという話。実際には割とコミカルで、色々な手を使って景清を倒そうとするも、不死身の肉体でビクともしないという描き方だった。景清の演者はWキャストで日によって交互なのだが、演者の名前が舞台上で大きく書かれていたり、演目の中でもいわゆる"役者弄り"的なネタが(アドリブかわからないが)入っていたりして、意外とそこの境界は曖昧なんだ~と思ったりした。

2つ目が「め組の喧嘩」。この演目が時間としても一番長く、また参加人数も圧倒的に多かった。江戸時代が舞台で、町火消「め組」と、武士お抱えの力士たちが対立し、大喧嘩に発展するというもの。最後の大喧嘩の迫力がすごく、建物を足で登って引っ張り上げるところなんかは歌舞伎の典型的なイメージとはだいぶ離れるスタイリッシュなアクションで驚いた。舞台が回転する仕組みも使っていて、場面転換の多さも見所。人手もセットも多く、お金掛かってそう……(素朴な感想)。

最後が「春興鏡獅子」。踊りがメインの歌舞伎舞踊。途中から登場する2人の胡蝶の精、そして獅子の精の踊りが特に見どころだった。胡蝶の精を演じる2人はまだ中学生の年齢ということで、その年でこの観衆の前で長い見せ場を踊り切ってるのすごすぎる……。映画『国宝』でも若い2人が1組になって演じ切る場面があったので、なんとなくそれを連想しながら見ていた。そして獅子の精の毛振りも見所で、自分は歌舞伎といえばこのイメージが強い(太刀花ユキノジョウさんのプリズムジャンプとか、あれは正確には炎獅子だが)ので実際に見ることができて良かった。最初に出てきた小姓と同じ演者の人らしい(そういう演目である)のだが、全くわからんて……

というわけで、なかなか楽しめた気がする。次は「藤娘」とか見たいな~