今日は映画『パプリカ』を見てきた!
出掛けたついでに、『おねがいアイプリ』のPOP UP SHOPにも寄ってきた。自分、実はおねがいかなえ隊の皆さんのことが大好きで…………

『魔法の姉妹ルルットリリィ』のコンビニプリントも試してみた。まずはOP/EDから選んでみたけど、良すぎる……

パプリカ
今敏監督のアニメ映画。現在公開20周年記念ということで、各地で再上映が始まっている。自分は初見だった。
映画は、いきなりサーカスの一場面から始まる。男は檻に入れられ、落ちたと思ったら今度はスパイ映画の一場面。次はターザン、と目まぐるしく世界が変わる。その後、これが夢の世界であり、彼は映画のシーンを夢に見ていたのだとわかっていく。この導入がまず、惹きつけられるな~と思った。
この時に一緒に登場した女性が、キービジュアルにも大きく出ている「パプリカ」だ。パプリカは現実の女性・敦子が夢に潜った姿である。しかし、性格や人格は異なっていて、ある意味パプリカは夢の中だけの存在だ。
夢の世界は、何でもありの虚構(フィクション)である。そうなると夢の中にしかいないパプリカは"架空のキャラクター"のように捉えられるだろう。実際、映画のオープニングではパプリカは色々な場所を縦横無尽に飛び回り、広告塔のような役割もしてみせている。そう捉えるなら、現実の敦子との人格の違いも、敦子はあくまで"パプリカを仕事で演じている役者"であり、パプリカ自身とは異なる存在であることも受け入れやすい気がする。
物語が進むにつれ、夢が他人の夢に浸食し、ついには現実まで夢に覆われていく。一方で、冒頭で映画の夢を見ていた粉川刑事は、かつて映画を作ろうとして挫折した経験を持っていることが明かされていく。夢と現実、そして映画という虚構と現実を、それぞれ対比として描いていったのだと思う。
「映画」が大きな要素の一つとなっていて、映画館や客席がそのまま登場する作品なので、劇場で見ることでその多重構造が感じやすくなる利点がありそうだった。映像としても、夢の世界の描写は荒唐無稽だが、パレードの描写をはじめ、印象的な場面は多かったな。あと、エンドロールで流れる「白虎野の娘」が不思議な感じでやたら耳に残る……
ここからは余談だが、この作品の「夢」周りの描写を見て、自分は今放送中の『仮面ライダーゼッツ』を思い出した。主人公の万津莫は、現実では普通の青年だが夢の世界では無敵のエージェントでありゼッツにも変身できる。また、夢の中にしか姿を見せない国民的人気タレント「ねむ」の存在もある。後者の「ねむ」は特に、キャラクター性も含めて「パプリカ」と存在が近いな~と思った。ゼッツがスパイ映画をモチーフとしているのも、映画要素で繋がりがある。この作品の知名度を考えると、参考にした作品の一つであった可能性もあるかもしれない……?