今日は上映中の映画『シャドウズ・エッジ』を観てきた!中国・香港合作の実写アクション映画だが、想像超えてめっちゃ面白かった……
警察と犯罪組織、2つの組織の対決を描く作品。両組織に既に一線を退いた強者がいて(警察側はあのジャッキー・チェン)、この2人の様々な面での対決が大きな見所の一つ。また2人とも組織内で次の世代との疑似家族的な関係があって、そこも対比になっていて良かった。
犯罪組織はかなりの手練れとして描かれていて、序盤は監視カメラを乗っ取ったり次々に姿を変えて逃げ去っていく様子がスピーディーに描かれる。警察側でも追跡、潜入に力を入れることになり、張り込みをして容疑者らしき人物を発見する。そこでバレないように相手の顔を記憶したり、互いが正体を隠しながら腹の探り合いを進めていくシーンの緊迫感がかなり良かった。こうした静かにヒリヒリするシーンがあるからこそ派手なアクションも活きるもので、アクション一辺倒でないバランスが個人的にも好み。
後半はアクション多めだが、2組織間の対立だけでなく組織内の関係変化も描かれていてかなり見応えがある。特に犯罪組織トップの「影」のヴィランとしての存在感がすごくて、行動は行き過ぎだし強さも化け物級だが、愛や寂しさといった人間らしい感情も確かに持ち合わせている名悪役だった。一人の悪役の魅力で、作品の強度が大幅に増している気がする。
字幕で観ていたのに途中日本語が聞こえてちょっと驚いたのだが、敵勢力として日本人傭兵?が現れたということらしい(そんなこと……まああるか)。
香港映画というと去年『トワイライト・ウォリアーズ』を観たけど、方向性は少し違えど本作もそれに匹敵する面白さだった。両作とも疑似親子で髭を剃るシーンがあったけど、確かな信頼の証であり、裏を返すと殺そうと思えば殺せる場面にもなり、髭剃りっていいシーンになりがちだなぁ。