2024/04/03 冬アニメ、最後にして最初のアイドル

たーんえー
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書くことがなさすぎて更新が滞っていた。

最近のめでたいニュースとしては、劇場版 ポールプリンセス!!の47都道府県全国ツアー上映があった。いやーめでたい。アニメ映画は全国ロードショーと謳いつつも限られた地区の人しか観られないことも多いため、それぞれ数日とはいえ全ての都道府県で観られるようになるのは素晴らしいな。正直、よく実現できたな~と思う。

それと今週のMyGO集会、長崎そよさんと要楽奈さんの回だったのだが。楽奈さんが途中でラジオから抜け出したりしてすごかった。それありなんだ。そよさんの対応も良い。

冬アニメ

まずは残っている冬アニメについて書いて行くか(もう春だよ)。

2期ものとしては『HIGH CARD』と『SYNDUALITY Noir』をなんとか観終えたい。どちらもまだ2期序盤で、1期はまあまあ楽しめたくらいの印象だったが、ここから大きく跳ねることに期待したいところ。アニメが2期で跳ねる瞬間が一番好きだから。SYNDUALITY Noirの方は、ミステルが結構いいアクセントになりそう。ノワールの時は肩出ししている上着をミステルは羽織ってピッチリ着るの結構良い。

それ以外だと『治癒魔法の間違った使い方』を今になって観始めた。これはなんとなく評判が流れてきて観始めたのだけど、想像以上に安定感のある楽しい作品だ。まず、基本的な作中倫理観がしっかりしているのが良い。ローズさんが一人スパルタ指導をしてくることに対しての批判の目もあり、彼女をそうまでさせる理由付けに自然と目が行く作りになっている。3話の戦闘も良かった。直前に学んだことも活かして、治癒があるからこその捨て身の戦闘。転生前のウサトと、先輩やカズキとの関係がしっかり活きているのも良い。後半を観るのもかなり楽しみだ。

春アニメもぼちぼち観て行きたいね。

最後にして最初のアイドル

少し前に読み終えた。ジャンルとしてはSFで、短編が3作収録されている。先頭に置かれた表題作は、途中からおや……?となり、アクセルを踏んだままずっと突き進む。3作ともそんな感じだった。全て印象に残りはしたが、その中でも一番良かったのは最後の「暗黒声優」。昨今、声優という職業は本業とされる声の芝居以上の幅広い仕事を求められている。そんな声優という職業、そして声優の能力をあえてめちゃめちゃに拡大解釈する、という発想がまず面白い。中途半端ではなく大胆に架空の設定を取り入れ、それでいて細部には緻密さを感じさせてくる。このバランス感覚が良い。一度でどれほど理解できたかは正直怪しいが、読んで損はなかったなと思わされた作品だった。