3/10分の日記。この日は映画を2本観たのと、プリティーリズム・レインボーライブ10周年展に行って来た。10周年展は、ハッピーレイン♪のプリズムストーン卒業ライブのアフターパーティーをイメージしているとのことで、入る時にはなる店長から新しい店長に向けての手紙が渡されるのが結構良かった(10年経っても我々って中学生店長だったらしい)。展示の中だと、作中で登場する紙類なんかが飾られていたのが印象に残った。後は、こういったイベントに参加したときにありがちな感想になるが、今もレインボーライブ好きな人々が(インターネットだけでなく)物理的に大勢存在すると再認識できたのが一番良かったかもしれない。
のび太の地球交響楽
ドラえもん映画はそこまで多く観ていないのだけど、観た中だと新魔界大冒険や南極カチコチ大冒険辺りが好き。だが、今作もかなり良かったと思う。テーマはずばり「音楽」なのだが、音を奏でることの楽しさ、合わせることの楽しさ、上達することの楽しさと、様々な楽しさを描くことができていたように感じた。上映中も音を鳴らしている時間が結構な割合を占めていて、湿っぽいシーンは少なめ(しかし要素はしっかりある)と、よく徹底されていた。ゲストキャラクターも程よい立ち位置だった。観たのは子供の観客が多めの回だったのだが、ちょくちょく笑い声も聞こえてきて、楽しんでいたようで何より。EDで近くの子が歌っていて(マナー的には良くないが)本作のテーマを考えるとそれも含めて良かったなと思った。ドラえもん映画というとやはり序盤~中盤に登場した秘密道具や周辺要素の回収を期待してしまうものだが、その辺りもよくやれていたと感じ、総じて満足度は高い。
ジャマト・アウェイキング
仮面ライダーギーツのVシネ作品。吾妻道長(仮面ライダーバッファ)の物語を描きつつ、本編主人公の浮世英寿(仮面ライダーギーツ)についてもある程度描く、といった感じの構成。個人的にギーツの魅力だと思っているのは願いを軸としたライダーのキャラ立ち、大胆なアクション、そして仮面ライダー定義の独自解釈あたりなのだが、そのどれもが本編の魅力を引き継いでいたのが良かったと思う。Vシネなので、本編をもう少しだけ観たいという(オーディエンスの)願いを満たしてくれればそれで充分満足である。ただ、神という立場になったとはいえ、かつて母を強く求めていた浮世英寿からすると最も行わないのではと思える行動は、やや気になった(というか、その点で見るとなかなか残酷な展開だと思う)。