今日は『カードファイト!! ヴァンガード Divinez 運命星戦編』の劇場先行上映を見てきた!
5クール以上作られてきた『カードファイト!! ヴァンガード Divinez』シリーズの完結編。自分としては初めてちゃんと見たヴァンガードシリーズだったので、それなりに感慨深い。
一方で、「デラックス編」「デラックス決勝編」で物語としては一区切りが付いた印象だったので、「幻真星戦編」を見ていたときは、この話が最終章に相応しいんだろうか?と思いながら視聴していたところはある。結局その後で「運命星戦編」が発表されたわけだが……
さて、ここからは「運命星戦編」の本編の内容の話をしていく。TV放送や配信はまだなので、ネタバレ注意、とは書いておく。
今回は尺は3話分ということで、黒幕であることが明かされた石川クルミさんと、カードバトルをやっていくのがメイン。キービジュアルにもいる明導ヒカリ、そして明導アキナの2人が勝負を挑むことになる。
幻世界の是非についてはキャラによって立場が分かれているところもあるが、明導ヒカリ(今は明星エリカ)もまた現実世界を拒絶した人間なので、自分は今のクルミと似ているし、同じ地獄に落ちるだろうと言及があったのは良かった。実際キャラとしても重ねられていそうで、「病弱キャラが自分の願いのために無茶苦茶やる」という展開を重ねていくのはこのシリーズの特徴とも言えるかも(ここが自分に刺さってる気もする)。
また、幼少期にヒカリとクルミでヴァンガードをしようと約束をしていたが、それがこの状況で叶うというのもあまりに皮肉だ。バトルとしては……石川クルミさんが無法すぎる!
そして(わかりきってはいるが)アキナとクルミの戦いが最終決戦。ここでは「普通の人生」を求めていたクルミが段々と「誰にも邪魔されない箱庭の神」へと願いを変えてしまう。流れとしては面白いのだが、やや唐突感があったかな(一応赫月の浸食が進んだ、という理由付けはあるが)。
それでもアキナが一貫して「ヴァンガードを楽しむ」をモットーにしていたこと、そして「思い通りにならないことにも面白さがある」とカードゲームそれ自体によって展開に説得力を持たせていたのは良かった。その楽しさによってクルミの目を覚まし、その上で互いの譲れない思いをヴァンガードでぶつけあう。うお~これが見たかったものだ!ナオ先輩との原点に立ち返る描写があったり、1期OP「切札」(インスト版)が流れるのも良い。シリーズ完結編としても一応まとまった、かな。
石川クルミさんは見事に狂気的に描かれていて、オッドアイの片目をカードで隠したりといった演出も良かった。OPも、前期後半の曲はそのままで映像の石川クルミ部分だけビジュアルを変えるという凝った対応がされていた。全体的には石川クルミ劇場すぎて、(言ってしまえば)ポッと出のキャラが最終章でここまで目立ちまくるのは賛否があるかもしれない。自分は石川クルミさん大好きなので満足だけど……
最後はエピローグとして各キャラの様子が描かれる。劇場特典ではアフターストーリーもあるそうだが、日曜日の夜に見に行ったら既に枯れていた。こういう大事な特典はしっかりと数を用意しておいて欲しいな~