2024/02/18 アサルトリリィ

たーんえー
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過去記事の日記のタイトルを少し変えて、日付以外の部分も一意になるようにした。また、タグ機能があったので、複数の日記で出てくる話題にはタグを生やした(例:蓮ノ空)。

アサルトリリィ

アサルトリリィのライブまで一週間を切り、なんとなくTLでも普段より話題を見掛けるようになったり、Last Bullet(ゲームアプリ版)の新章PVが公開されたりしている。今日特に何かをしたというわけではないのだが、アサルトリリィというコンテンツで個人的に面白いと思っているところの内のいくつかを書こうと思う。アニメから入ったのでアニメも当然面白いと思っているのだが、それよりはもっと広い話をする。

アサルトリリィは、ドール、小説、舞台、アニメ、アプリと幅広い展開がされているコンテンツだ。自分はアプリのシナリオの大半は読んでいるが、小説や舞台は一部しか追えていない程度なので、その前提で読んで欲しい。特徴としては、学校、レギオン、そしてキャラクターの数が膨大であり、それらに細かい設定があること(Xの公式なりきり垢から重要設定が出てくるところはとんでもないが)。アニメでは主人公一柳梨璃の入学後が主に描かれるのだが、それ以前にも様々な出来事があったことが各所で匂わされたり(小説媒体等で)描かれたりする。特に好きなのが、今思うとオールスターすぎる……となるような、過去の共闘だったり解散済レギオンの設定だ。代表例としては、御台場迎撃戦や初代アールヴヘイム、船田予備隊など。人には一人一人の歴史があり、大きな出来事には多くの人が色々な形で関わっている。一度交わった道が離れたとしても、別のどこかでまた交わることがある。アサルトリリィのそういったあり方が好きなのかもしれない。楽しみ方としては歴史もの、戦記ものが近いのだろうか。某書籍で明かされた中等部時代の郭神琳と楓・J・ヌーベルの関係も非常に良かった。

また、戦術的な要素も興味深い。元々アサルトリリィの世界ではデュエルと呼ばれるヒュージとの1対1が重視されていたが、近年では巨大ヒュージに対抗するためかノインヴェルト戦術と呼ばれる集団戦術が重視されるようになっている。となるとポジションや仲間をサポートする能力・相性が問われ、単にヒュージを独力で倒すだけでない色々な軸の"強さ"が存在することになる。作中で優秀とされるリリィはデュエル含めオールマイティにこなせることが多いが、そうでない尖った能力のリリィでも、自分に合った集団ならば大きく貢献できる。一時的にいつものレギオンと違うメンバーでの戦闘が必要な場面でも、いかに個々ではなく集団として機能させるか考える、そういうところも面白さだろう(アサルトリリィは各種用語から明らかにサッカーに影響を受けており、そこに関連した話もできそうだ)。