2024/03/29 開幕戦、悪役令嬢レベル99

たーんえー
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開幕戦

今日はプロ野球の開幕戦。野球の試合自体は練習試合やオープン戦で観られるわけで、じゃあ公式戦との違いはどこにあるんだろうとたまに考える。形式としては延長戦の有無みたいな違いはあるものの、野球の試合をやっていることは変わらない。そうすると、月並みだがやはりプレイする選手、そしてそれを観る側が抱いている、試合に懸ける気持ちというのが大きいのだろう。特に開幕戦の先発投手は開幕投手、スタメンは開幕スタメンとしてメディアなどでも大きく取り上げられる。特に開幕一軍、開幕スタメンは、レギュラーの確約されていない選手にとっては大きなもので、そういう選手にとってオープン戦は調整の場ではなくある種ピークを持ってくる場になる。また、オープン戦、練習試合は育成契約の選手でも出場できる一方で一軍公式戦は支配下登録された選手しかない。つまり、公式戦の前の取り組みが反映され、初めて立てるのが公式戦という舞台なのだ。また、公式戦とオープン戦では記録が分かれていたり(すなわち開幕戦は記録がまっさらな状態から始まる)、球場での催しも豪華になったりという違いもある。結局何が言いたいかというと、同じ競技をしているのにその受け取り方や盛り上がり方が大きく変わるのは面白いし、これがエンタメなのだな~と。

悪役令嬢レベル99

完走した。楽しいアニメだったね……視聴のきっかけだったED曲「好きがレベチ」は、イントロの良さだったり、ユミエラとエレノーラのテンションの差が妙に癖になる良いEDだった。今知ったけどフルだとユミエラさんの「好きがレベチ」あるんだね(そりゃそうか)。一方でOPで歩いていくユミエラにパトリックとエレノーラがついていくところも結構好きだ。個人的に盛り上がってきたのは、ユミエラのレベル上げ狂という特徴がよりピックアップされたり、ユミエラ側に立ちつつ常識的な視点を持つパトリックが登場した辺り(これはみんなが言っていそうだが)。ユミエラは強さとしては到達してしまっているため、恋愛であったり、ユミエラのために強くなろうとするパトリックをもう一つの軸とするのは良い判断だ。一番良かった場面は、やはり11話の例のシーンだろう。どんなに頑張っても強さとしてはつり合いの取れない、(文字通り)レベルが違う二人だが、お互いの気持ちをわかった上でそんな壁を乗り越えるための儀式としての「じゃんけん」が非常に良い。サブタイトルの出し方も良いアニメだったな……