今日は『仮面ライダーゼッツ さよならのミッション』と『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日』の2本立て映画を見てきた!
超宇宙刑事ギャバン インフィニティ 太陽が泣いた日
ギャバンインフィニティの方は既に最終話まで放送済み。この映画は、デス・ギャバンとの最終決戦前に入るエピソードとのことだった。戦隊枠(もう戦隊ではないが)は仮面ライダーと比べると上映時間が短く話がコンパクトになりがちで、この映画もギャバンインフィニティ(怜慈)に絞ったエピソードとなっていた。
ギャバンインフィニティは「ギャバンキラー」と呼ばれる敵と戦うのだが、戦闘はマスク割れ描写もあったりしてかなり熱く、"死闘"という感じで良かった。ただ、TV本編最終話もインフィニティのタイマンだったから、印象が被ってしまった感は否めないか。
映画の売りとしてギャバン全員集合というのもあったと思うが、実際は4人が共に戦うというよりは、インフィニティ以外は分かれて別の目的に向かって動くのが主だった。ここは若干惜しかったかな(とはいえそうしたらゼッツ映画と被ってしまってたか)。TV版のラストに繋がる台詞もあったりして、一定の満足度は得られたが、やや物足りなさはあったかな……尺的には仕方ないけれど。
仮面ライダーゼッツ さよならのミッション
ゼッツはまだ本編放送中。明言はされていなかったと思うが、おそらく本編後の時系列のエピソードなのではないか。キービジュアルやPVでは2号ライダーの小鷹さんがまるでヒロインかのように描かれていたが……その想像の10倍くらい真っ当にヒロインでびっくりした(TV本編ではまあ独特な立ち位置だったけど)。
内容を詳しく語るのは避けるが、夢をテーマにした作品らしく「予知夢」や「白昼夢」の設定を使った展開で、本編と比べても比較的飲み込みやすいストーリーになっていたと思う。予知夢による避けられない未来をどう避けるか、が一つの鍵になっていたが、(他作品で既視感はあるものの)そこの避け方もちゃんと捻られていて良かったのではないか。
この映画の1つの売りが、CODEのメンバーの大集合。集合しての同時変身はカッコいいし、その後のやり取りもしっかり丁寧に描かれていて、普通にめちゃくちゃ嬉しいな……という気持ちになった。特にゼロと莫の抱擁だったり、親としてのゼロとザ・レディの会話辺り。ザ・レディは味方側に立つ理由もちゃんとあって良かった(まあ行動原理ほぼ一つの人だが)。スリーが味方になっても透明で背後から刺す感じが出てたのもいい。なんか自分思ってたより結構ゼッツ好きだったんだな~と思える描写の数々。去年のガヴの家族集合と似た形だが、映画だけの特別共演って何度やってもいいんですよね。
また、本編でもそうだがこの映画でもジークが非常にいい味を出していた。序盤から小鷹さんに情報を伝えたり、敵ライダーからナイトメアを引き出したり、自由でいいキャラすぎる。
設定上の「夢」と叶えたい未来としての「夢」がしっかり重ねられていて、「やっと同じ夢を見られたな」みたいな台詞も良かった。戦闘アクションの出来の良さはもちろん、バイクアクションも多めで嬉しい人には嬉しそう。
今回の敵である玖門宗馬はフィクションのベタな敵役という感じだが、思想は排外主義に近いので時勢考えると意外と攻めてるな……とちょっと思った。まあ玖門宗馬構文はだいぶ面白いけれど。そして刀で戦う敵はカッコいいね。
というわけで、令和仮面ライダー映画でも上位クラスの満足度の映画だったと思う。TV本編は正直疑問な点も少なくないが、こうやっていい映画が出てくると作品への見方も変わりそうだ。いいもの見たな……