やさしい映画だった
ストーリーとしては、いやなことばかり起こるのだけど、描写がやさしい
たとえば、弱っている母親が新興宗教にのめり込んでしまうシーンについては
母親が画面にいっさい出てこなくなり(どうやら山にこもっているらしい)袈裟をまとった僧侶が家にやってくる、というファンタジーのようなかたちで表現される
暴力描写は、3Dの格闘ゲームになっていた
シーンの移り変わりのなめらかさや、夜の光の美しさもあって、ぼーっとしていられる
なにがあっても、あーなんか大変そうだなあ、と客観的な視点で見ていられる
そういうふうに作ってくれていると感じた
あと日本人プログラマの太田のキャラがよかった
肩にハトのせて口笛ふいてるシーンの動画があったので貼っておきます