尾瀬戸倉の宿で、朝ごはんを食べて温泉につかる
帰りは電車でのんびり帰ることにした。高崎で降りて、レンタカーをかりて、行ってみたかった書店レベルブックスで本を買う
島田 潤一郎さんの『古くてあたらしい仕事』を読んでから、本は「なくなって欲しくないな」と思うお店で買うようになった。
ぼくが本屋さんが好きで、本が好きなのは、それらが憂鬱であったぼくの心を支えてくれたからだ。それらが強い者の味方ではなく、弱者の側に立って、ぼくの心を励まし、こんな生き方や考え方もあるよ、と粘り強く教えてくれたからだ。
それは本だけではない。音楽や映画やアニメーション。喫茶店や中古レコード屋さんや映画館。
こうしたものは、人生を支えてくれる。それは既に力ある人たちの権力を補うものではなくて、そうでない人たちの毎日を支える。
(中略)
ぼくは本屋さんのある町に住みたいし、古本屋さんのある町に住みたいし、喫茶店のある町に住みたい。
できれば、そこには小さな映画館もあってほしいし、チャーハンが六〇〇円くらいで食べられる中華料理屋さんもあってほしいし、チェーン店のコーヒー屋さんもあってほしい。コーヒー一杯に五〇〇円を出せるほどお金に余裕がないとき、二二〇円のコーヒーはぼくの生活を助けてくれる。
そうしたひとりひとりの希望が町をつくるのだとすれば、できることはたくさんある。応援しているお店でお金を払い、取り寄せられるものはその店にお願いして、商品が到着するのをのんびりと待つ。お金をどこに使うかによって、その町の景色は少しずつ変わっていく。
—『古くてあたらしい仕事』島田 潤一郎 著
ネットで買おうか迷っていた本が置いてあって、うれしかった。
おすすめのお店が紹介されている MAP もよかった。
飲食店は閉まっていたり、暑さに負けたりで寄れず
大塚酒店で、店員さんに「レアなお酒をください」と伝えたら、どれもレアとの回答をもらった
予算を伝えて手土産用の日本酒を選んでもらう。桃のお酒や、極上の梅酒や、おいしそうな味醂なども気になった。また立ち寄りたい。