8時に起きて父の手伝いをするはずだったが、結局起き上がったのは8:30頃だったと思う。親は買い物に行くと言うのでその間に朝ごはんを食べて身支度をしておく。
「手伝いする予定だったのに起きなかったからお父さん、ムカついてたよ」と母に言われたが、わたしの中の父はそういうことでムカついたりしない人なのであまり怯えなかった。案の定部屋に入ってきた父に「お母さんに脅された?」と軽く聞かれたので「すこし…?」と答え、約束してたのにごめんね、と謝った後に身支度を完全に終わらせてちゃぶ台をリビングに出す手伝いをした。父は「黙々と作業してただけなんだけど、お母さんにはそう見えたんだねぇ」と話していて、お母さんの気持ちも分からなくないので、人によって受け取り方や見え方は違うよな〜と改めて考えるきっかけになった。
お昼前に叔母さん家族が来た。従姉妹とは家も近いし所属コミュニティもいくつか被っているので普段から遊んでいるせいか「親友!」と認識していたが、「三が日に祖父の家で会う」という事実を改めて考えた時に、あ、従姉妹なんだ、と思って新鮮だった。後で従姉妹からわたしが考えていたそれと同じ話をされてふふ、となった。お昼ご飯を軽く食べたあと、高校生の従兄弟が近所の美味しいうどん屋さんに行くと言っていたのでわたしも3年くらいぶりに行った。従兄弟3人で外に食べに行くことは珍しいので楽しかった。従兄弟は高校生真っ只中なのであまり話すことは無いがそれが余計に成長を感じさせて、一緒にいるだけでにこにこしてしまった。お昼も食べたのに、すごく食べ応えのあるうどんを1人一杯食べた。
家に帰ったら一気に眠くなってしまって、冷凍庫にあったハーゲンダッツを食べて机に突っ伏して寝た。各々資格試験に向けた勉強をしていたり、サッカーを見ていたり、ランニングに行っていたり、その光景が「年に一度のお正月」だなぁと思ってなんだか愛しかった。
夕飯を食べ終わったあと、羽田空港での火災トラブルのニュースが入ってきて全員でテレビを見ていた。地震に引き続き飛行機事故まで…と思っていたら、海保の飛行機は新潟に支援物資を運ぶために飛んでいたものだったことを知って更にやるせない気持ちになった。このままテレビを食い入るように見つめていたらわたしの心がダメになってしまう気がして、いま深く考えるのは程々にすることにした。
明日は朝早くに家族で実家に戻るので、早くお風呂に入って寝ようと思う。