最近、『カスタマイズ』という言葉にハマっている。何をカスタマイズするのかというと自分自身だ。
数ヶ月前、家族が部屋で白髪染めをしていた。白と茶の泡を手の中で混ぜて髪に塗りつけ櫛で梳かしているのを見て、DIYみたいだと衝撃をうけた。
自分もDIYをしたくなったので、まずは手始めに眉毛からやってみた。いつもは眉毛サロンで整えてもらっている。サロンでは寝ている間に眉毛が綺麗になるので楽だったが、そこにかかる時間と費用が馬鹿にならないのでどうしたもんかな〜と思っていたので丁度よかった。
YouTubeで眉毛の整え方を調べて実際に自分の眉毛にはさみを入れる瞬間、不安と恐怖をこえるワクワク感があった。うまくいくかもしれないし、いかないかもしれない、誰も責任を取ってくれないという面白さ。大袈裟なのかもしれないけれど、なにせ自分で整えるのは5年ぶりとかだったので大目に見てほしい。
案外きれいに整って嬉しさもあり、慣れたらもっとうまくいきそうな予感もあり、いい体験として終わった。今後も自分で整えようと思った。糸とコンシーラーを使うの、おすすめ。
眉毛という身体の一部に自分で手をいれると、途端にすべての美容がカスタマイズに思えてきた。
わたしはすだれまつげが好きなので、まつげパーマをかけたことがない。医療脱毛には通っている。首から下の毛はいらないし、処理が面倒くさいからだ。まあ痛くて若干サボっているが。美容院にはこれからも通うけれど、ネイルサロンには行かない。料理中に異物混入するかもしれないと気になるから。
こういった具合で、何をして何をしないかはその人のこだわりが見える。いってしまえば整形だってカスタマイズだ。自分で自分を好きなようにカスタマイズできるのはとても楽しいことだと思った。