2023年5月22日、他の映画のついでに『名探偵コナン黒鉄の魚影』を観たのだけれど予想以上に面白く、ハマった。コナンを観るのは十数年ぶりで、観てもわかるかな……?と不安だったのだが優しいフレンドさんが背中を押してくれたおかげで観れた。フレンドさん、ありがとう……

映画をきっかけにGEOで劇場版を借りた。Amazonプライムでテレビシリーズも観始めて、現在60話。コミックスは20巻まで読んだ。熱しにくく冷めにくいなと自分でも思う。
前置きはこれくらいにしてさっそく観た日と感想を書いていく。
コナン好きの叔母(故人)にダビングしてもらって鬼リピした映画が何作かある。
ネタバレあり。
5/22 黒鉄の魚影
ハマったきっかけの映画。哀ちゃんとジンの兄貴が好きなので観た。初っ端、うさんくさい茶髪のお兄さんが盗聴してて怖かった。既読無視するジンの兄貴、猛獣のような蘭姉ちゃん。
6/18 時計じかけの摩天楼
とりあえず1作目観てみるか、で観た。途中4回くらいメインテーマ流れなかった?クライマックス、呆然としたおっちゃんがそれでも蘭姉ちゃんを助けにいこうとするシーンでうるっときた。
7/8 異次元の狙撃手
途中の展開をあまり覚えていない。最後は格好良かったので覚えている。現場に残されたサイコロはもしかしてカウントダウン?といういたって普通の推理にめちゃめちゃ驚く周囲が印象的。おなかが痛くなるほど笑いました。
7/11 純黒の悪夢
謎解き要素一切なし!あるのは超絶アクション!!という思いきった映画。観覧車の上で戦っている男達が面白かった。黒の組織が意図してないところで対立してて笑う。絶対いまやることじゃない。
7/12 ゼロの執行人
エッジオブオーシャンをみて次はここが破壊されるところかあと思ったし、モノレールをみて次はこの上で男達が戦うのかなあと思った。モノレールの上を車で爆走しはじめて面白かった。想像の斜め上でした。
9/26 緋色の弾丸
世良真純ちゃんがとにかくかわいい。途中、赤井さんと戦っているところも格好良かった。お母さんの身体が縮んでいたり将棋棋士の弟がいたり、知らないことがたくさんあって面白かった。
9/27 ハロウィンの花嫁
謎解きもアクションもあって満足感あり。首に爆弾をつけられている安室さんが優雅な椅子に座ってるのが面白かった。一番危ない立ち位置のはずなのになんやその椅子。余裕か?
9/28 紺青の拳
園子と京極さんのカップル、蘭と新一とは違うかわいさがあってよかった。京極さんのバトルシーン、ひとりだけ少年漫画やってる。園子をおんぶしながら戦うシーンはドキドキした。園子死んじゃうよ……
10/4 から紅の恋歌
途中で告白うんぬんの話になった時、平次と和葉付き合ってなかったんかい!!って思った。犯人が一人の殺人を隠すために、複数人を殺しているのが愛の深さを感じて良かった。こういう動機、結構好き。
10/6 ベイカー街の亡霊
全体的にちょっと不気味なテイストで良かった。子供が危険な目にあっているのに親はなにもできないってキツイと思う。猫被り哀ちゃんや諦めるコナンくんなどがみれて結構めずらしく感じた。
10/9 世紀末の魔術師
コナンくんと怪盗キッドの関係性はこのくらいが好きかも。炎のなかで犯人と対峙したコナンくんが「じゃあ撃てよ、本当に弾が残ってんならな」って言うシーン、声色がとても良かった。ここから江戸川コナンファンになりました。
10/10 漆黒の追跡者
コナンくんと少年探偵団と警察と黒の組織、様々な視点が混ざり群像劇っぽくて面白かった。新一の豆知識を思い出して、ライフルは無理でも拳銃の弾丸なら避けられるかも!って思って実行する蘭姉ちゃん、超人すぎる。
10/11 天国へのカウントダウン
ダビングしてもらったDVDで鬼リピした作品①
蘭姉ちゃんが「生きて新一を待ってなくちゃいけない」って言うところ涙でた。声の震えがめっちゃいい。犯人が本当に可哀想。弟子を名乗るやつがすることじゃないので殺人に正当性があると思いながら観た。
10/19 探偵たちの鎮魂歌
事件が全て一日の出来事でこまめに時間表記がされているから、主人公たちと一緒に動き回った感がある。いい意味で疲労を感じる作品。登場する女性陣がみんな強い。ハイヒールでバックドロップする佐藤刑事が格好いい。
10/20 業火の向日葵
ゴッホファンなので楽しみに取っておいた映画。面白いシーンと面白くないシーンの温度差が激しい映画。犯人の動機にええ……ってなる。この作品についてのWikipediaを読むと、実在する絵をモチーフにしたからこそ発生した大人の事情があったらしい。
10/23 14番目の標的
コナンくんが銃を拾ったあとのシーンとカメラワークが大好き。犯人の動機が悲しくて良い。あのタイミングでチリパウダーを舐めてるってことは諦めがつかなかったんだろうなあ。
11/11 絶海の探偵
蘭姉ちゃんが海に落ちたって発覚するシーン、落ちてからだいぶ時間が経っている、もうすぐ日没、通常より捜索範囲が広い、の三拍子は絶望感がすごい。「日没なんて関係ない!見つかるまで探してよ!」って泣く園子でボロ泣き。
11/11 銀翼の奇術師
コナンくんが怪盗キッドと空中戦をするシーンが好き。スケボーではなくパラシュートが出てきた時のワクワク感がすごい。蘭姉ちゃんと園子が操縦席に座るの面白すぎる。車の運転免許も持ってないんですよ、その子達……
11/12 瞳の中の暗殺者
ダビングしてもらったDVDで鬼リピした作品②
初期の映画で、アクションよりミステリーが強く出ている作品。がんばって推理すれば犯人に辿り着きそうないい塩梅。最後、記憶の戻った蘭姉ちゃんが犯人を蹴散らすのがスカッとした。
11/20 沈黙の15分
ラストシーンでコナンくんが死んでいたら、自身を犠牲に村を救った英雄的な扱いになってただろうなあと思う。犯人に背景などなくシンプル悪人。高速道路のトンネルの天井にどうやって爆弾を仕掛けたのか……一生の謎。
11/21 天空の難破船
ストーリーのぶっ飛び具合は抑えめ。観終わるとゲストキャラはほとんど悪者じゃん!ってなった。漆職人はどういう経緯で傭兵たちと犯罪をしようってなったのか気になる。
11/22 戦慄の楽譜
人間関係から推理できることが多くて面白い。犯人の動機も好きな部類だった。犯行に至った背景がしっかりあるほうが好きなのかも。オペラ歌手バトル、お客さんの困惑ガン無視で笑った。
11/24 水平線上の陰謀
全体の構成が好き。園子や博士、少年探偵団が舞台装置にならずに、「その場にいたからこそこうなった」というストーリーで良かった。最後、蘭姉ちゃんがコナンくんの手を掴むところでグッときた。
11/29 紺碧の棺
小学生の時に叔母と映画館へ見に行った作品。話のボリュームが少ないので劇場版というよりテレビシリーズの1時間スペシャルっぽく感じた。海底神殿が出てくるのがいい。一般的な職かのように出てくるトレジャーハンター……トレジャーハンター?!
11/30 11人目のストライカー
ストライカーの真田くん(18歳)に人命というプレッシャーがかかってドキドキした。白いリストバンドが血で赤く染まるの激アツ演出。ラストの蘭姉ちゃんとコナンくん、めっちゃ可愛かった。
11/30 迷宮の十字路
ダビングしてもらったDVDで鬼リピした作品③
京都に行きたくなった。平次と和葉のモダモダ感を楽しむ映画でもある。謎解きは工藤>服部で、アクションは工藤<服部っぽく感じた。白鳥警部の攻撃力、低すぎない?しまりすかわいい。
全26作品、ざっと書いてみた。ルパン三世とのコラボも見たけど、ストーリーよりコラボがメインというかんじなので除外。
どれも面白いけれど、特に好きなのは下記の作品。
14番目の標的
世紀末の魔術師
瞳の中の暗殺者
天国へのカウントダウン
水平線上の陰謀
ハロウィンの花嫁
来年の映画もとても楽しみ!毎年必ず新作映画があるのは贅沢だなあ……