9時半に目が覚める。よく寝た。消退出血があるためかなり眠い。プロテインを飲む。洗い物は珍しく昨夜終わらせていたので少し清々しい気分だった。気温はまた夏に戻ってきたようで、洗濯日和だった。夏用のタオルケットを洗って干す。
昨夜、パク・キスク著、柳美佐訳『図書館は生きている』を読み終えた。司書である著者が図書館の魅力について語ったエッセイ。
シアトルでは図書館がホームレスの人たちのセーフティネットとなっている話や、障害のある人が図書館でボランティアとして働いている話などがあり、常に語り口が誠実だった。
自身の周りでは、障害のある人が透明化されていると感じることがある。私が身の回りの障害を持った人に気がついていないだけなのかもしれない。作中でも言及されていたけれど、私の利用している図書館も、言われてみれば車椅子の人には手を取りにくい道の幅と本棚の高さをしている。
理想論ではあるけれど、世界のかたちがすべての人に寄り添えるようになっていったらうれしいな、と読みながら思う。
ちなみに昨夜はフロスをしたところ、一箇所しか血が出なかった。1日でも歯茎に対していい効果があるらしい。
三宅香帆『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を第二章まで読む。どうして日本の一般的な働き方だと趣味と仕事を両立するこのが難しいのか、というまえがきから、近代日本において読書とはどういうものだったのかが順を追って説明されている。
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ブランチ。きゅうりのサンドイッチ。バターを塗った8枚切りの食パンに、うすく切って塩を振ったきゅうりの水気を切って挟んだもの。きゅうりの量は半分でも良かったかも。きゅうりのサンドイッチを作るとき、毎回具を挟みすぎてしまう。
お昼ごはんにはししゃもに七味マヨネーズをつけたものと白ごはん、山椒ちりめんを食べた。
映画『マーメイド・イン・パリ』を観る。ミュージカル恋愛映画を想像していたのだけれど、思ったよりミュージカル要素が薄く、恋愛映画の要素がかなり強かった。御伽話っぽい画面の作りが綺麗といえば綺麗だけれど、作り物っぽさを強く感じる。
内容も、歌声を聞くと恋に落ちて心臓が破裂する人魚と、その人魚を拾った男(なぜか心臓が破裂しない)の起承転結の弱い、かつ説明が足りないラブストーリーだった。どうして主人公の心臓が破裂しないのか、かなり納得がいかない。説明が足りないならせめて勢いで押し切って欲しかった。こちらを詮索しては勝手に部屋にまで入ってくる隣人にいらついたりもした。珍しく全く性に合わない映画だった。
他にも『マーメイド NYMPH』を少しだけ再生しては画面のチープさにサメ映画っぽさを感じてみたり、『岬のマヨイガ』の冒頭を再生しては事前情報を入れなかったため震災の描写で精神が辛くなったりした。
これから晩ごはんの支度としてご飯を炊いて、元気だったらほっけの味醂干しも焼く予定。絹厚揚げも焼いたり、卵焼きを焼いたり、きのこで副菜を作ってもいいかもしれない。