葛の豆/フィリピンのなす料理

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公開:2024/10/21

 今日は朝から貰い物のパック寿司(いくら、えび、たまご二貫)を食べて、石を拾いに出かける。

 右上の、紺色のマーブル模様にぱっきりと白い脈が入っている石がお気に入り。

 川で石を洗っていたところ、とんぼが止まった。動けずにしばらくの間とんぼと見つめ合った。


 1時間半ほど散歩をした。一万歩歩った。

 葛の豆。こうやって鞘がなっていると、マメ科なのだなあとしみじみ思う。食べられるのだろうか。

 お腹がぽってりとしたカマキリ。カマキリには偽瞳孔があるらしい。バッチリ目が合っている。

 ノイバラの実と、謎の青紫の実。アカネだろうか。ノイバラの実は写真のように丸く小さいものと、楕円で大きいものの2種類があった。大きいものの方が比較的地面を這っていたように思うが、そもそもの種類が違うのだろうか。

 他にもシソ科の花(ミゾコウジュ?)や紫の菊(シオンかノコンギク?)もあった。シソ科の植物の葉をちぎると、ミントとシソの中間かつ青臭さがあるような、すーっとする匂いがした。そういえばノイバラでローズヒップティーが作れるらしいので、いくつか実を収穫してみてもいいかもしれない。


 河原でくどうれいん『日記の練習』を読む。この人のことをわたしは全然知らないのに、本を読むと寄り添われているような気持ちになるから不思議だ。食べ物の感性と擬音や形容が素敵で好き。本を読みながら、くどうれいんさんのトークショーに申し込みしようという決意が湧いてくる。明日申し込むぞ!


 おじいちゃんに野菜をもらう。ナスとピーマンとツルムラサキと大根とねぎ。ひとまず大根の葉を全て刻んで塩揉みして、ピーマンは細切りにして冷凍、ツルムラサキは塩茹でにする。数日前に「なす 外国料理」で調べたところ、フィリピンにナスを卵で焼いたトルタンタロンという料理があることを知った。シンプルで美味しそうだったので、塩胡椒を混ぜた溶き卵でなすをピカタにした。実際のレシピは少し違うらしいけれど、なすがとろとろふわふわでとてもおいしかった。またやりたい。

 晩ごはんは夫に豚骨ラーメンを作ってもらった。具材は煮豚と茹でツルムラサキとゆで卵。豚骨スープとツルムラサキの相性が良すぎてびっくりした。大根の菜葉とごまで混ぜご飯を作ったのだけれど、それが焼いた秋刀魚や豚骨スープによく合っておいしかった。秋刀魚には大根のピリッとした辛味がよく合う。


 「博士ちゃん」というテレビ番組で、先日きのこ・雑草特集をしていた。流し見かつ一部しか見ていないけれど、おいしい雑草トップ10がとても気になった。ツユクサのお浸しがおいしいらしいので、一度作ってみたい。


 『日記の練習』で、お友達を作っている場面があった。わたしも大学の先輩を紹介するときに「大学の先輩」じゃなくて「友達」と説明できるようになりたいな、と思って、「改めてお友達になってくれませんか?」と申し入れをしてみた。承諾された。うれしい。お友達が1人増えた。いい日だ。

@urushino_nagi
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