インジェラ/アクション映画への苦手意識

漆野凪
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2024/08/29

 9時半に目が覚める。めまいが少し治ってきた気がする。体力を取り戻すためにPodcastの「Y2K新書」第4回を聞きながら1時間ほど散歩をする。なぜか第4回から聞き始めてしまったが、かなり面白かった。歩いていると太ももの血行が良くなってかゆい。運動不足だ。

 コニシキソウ?の花。小錦草かと思っていたけど小二色草という表記もするらしい。

 おそらくワルナスビ。棘がたくさん生えている。

 ナツズイセンらしきもの。土手に生えていた。

 ねこちゃん?の足跡。かわいい。

 畑の畔に生えていたスベリヒユの花。


 散歩を終えシャワーを浴びたところ、流石に一気に動きすぎたのかくらくらとめまいがしてくる。「Y2K新書」の第1回を聞きながら洗濯物を干し、爪を切り、おにぎりを握る。冷蔵庫に鯵のたたきがあったので、それに醤油をかけておにぎりの具にする。おいしかった。「Y2K新書」は柚木麻子がずっと面白くて、どんどん聞きたくなってしまう。自分が古畑任三郎の犯人の回があったら……と話す回もあるらしい。楽しみ。


 少しずつ『世界の発酵食をフィールドワークする』を読み進めている。エチオピアには食事のほとんどをアルコール度数の低い乳酸発酵も用いたお酒で賄っている地域があって、かなり驚いた。

 先日、夫に「今日読んだ本にインジェラという食べ物が出てきて、テフという穀物を粉にして水で溶いて二日くらい発酵させて、その液を蓋をして蒸し焼きにするエチオピアのパンケーキらしいよ」という話をしたところ、「もしかしてオフチョベットしたテフをマブガッドしてリットにする様子のやつ?」と言われた。ネットで有名なキャプ画があるらしい。そしておそらく「粉にしたテフを水で溶いてリットというものにする」という意味だろうということで、なんらかの謎が解けた。ちなみにインジェラは「アフリカで最も洗練された食べ物」と言われたり、「ゲロ雑巾」と評されたりしているらしい。ゼラチン質のふわふわしたパンケーキと書いてあるので、相当独特な食感や味なのだろう。

 午後は2時間ほどお昼寝をした。晩ごはんは焼肉。

2024/08/30

 9時に目が覚める。お昼寝をしているからか夜に寝付きが悪い。

 そういえば、最近まで「たごまる」が方言なことを知らなかった。重ね着の際などに内側の服(特に袖)がくしゃくしゃになっちゃうことを指すのだけれど、標準語でそのことを指す語彙はあるのだろうか。


 映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』を観る。母と確執のある殺し屋が、天涯孤独にしてしまった女の子を守りつつ戦う話。ストーリーというよりはアクションをしたいがために撮られた映画という感じ。強い女のアクションが見れるところは良かったけれど、痛そうな描写も多く、あまり肌に合わなかった。後半は面白かったけれど、いまいち盛り上がりに欠ける。

 この映画を観て、「映画のアクション」は大好きだけれど「アクションのための映画」は好きじゃないことに気がついた。「この映画ってアクションのために作られたんだろうな」と思ってしまうと、このあとずっとアクションが続くのか、という絶望感とミステリのオチが読めてしまったときのような、妙に冷めた気持ちになってしまう。

 ただミステリもオチが読めたからといって完全に面白くないわけではなく、他に加点要素があれば面白い。アクションのための映画もしかりで、他に加点要素があるとうれしいなと思う。

 また、人間の感情や思考に興味はあるけれど人間自体には興味はないというのが「アクション映画ってどこを見ていいのかわからないな」と思っていた理由の一つなのかもしれない。


 午後になると気圧のせいか頭が痛く、らじるらじるで「カルチャーラジオ 科学と人間 恐竜学入門(2)」を聞きながら横になる。

 頭痛が少しおさまってきたころ、デレステの更新が入る。周年衣装がかわいくて、MVをスクショしていたら2時間が経過していた。

 今日見かけて気になったニュース。ロマンがある。

@urushino_nagi
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