カマキリの顔の種子/パンガシウスの粉チーズ焼き

漆野凪
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 9時半に目が覚める。眠い。アレルギー薬の影響か、目がぱさついている。目薬をさしてプロテインを飲んで、アレルギー薬を飲む。

 軽く身支度を整えたら図書館に向かう。昨日返却できなかった本たちを、なるべく早く返したかった。返却ついでに予約していた本を受け取る。丁度『三体II 上・下』も借りれたので、貸出上限の八冊まで借りてしまった。図書館でそのまま本を読もうと思ったが、マスクの中が汗だくになったので帰宅した。


 一番読みやすそうな雨穴『変な絵』から手をつける。かなり読みやすい。手軽なエンタメミステリという感じ。個人的には『変な家』の方がアハ体験かつ民俗学要素があって面白かった。描写がまあまあグロくて驚いたりもした。


 今日のお昼。夫が昨夜作ってくれたキーマカレーとチャイ。スパイスセットで作っていたので、たまに大きいカルダモンが当たりとして入っている。カリカリして少し歯磨き粉にも似た爽やかな風味で、なかなか面白い。おいしかった。


 鈴木純監修、カツヤマケイコ漫画『まちなか植物観察のススメ』にも手をつける。漫画形式でわかりやすく植物のどこに注目すれば特徴がわかるのか説明していて、かなり面白かった。個人的にはナンテンも羽状複葉(厳密に言うと3回羽状複葉を行った葉)なこと、ホトケノザの種子にもアリを誘引するエライオソームがついていることが知れたことがうれしい。

 また、カラスウリについて「ぬるぬるした果肉の中にある黒い種子はカマキリの顔の形をしていて、乾燥させると金色になる。」と書かれていて、気になって種子について調べたところ、本当にカマキリの顔の形をしていて面白かった。確かにこれはカマキリの顔の形としか言いようがないかもしれない。


 奥野克巳監修『世界ぐるぐる怪異紀行』にも少しだけ手をつけた。


 今はパンガシウスに小麦粉と粉チーズをつけてきゅうりと一緒に焼いている。おいしくなるといいな。

@urushino_nagi
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