8時に目が覚める。食欲がなく、ミロと野菜ジュースを飲む。おなかが痛い。消退出血がはじまっているらしい。
ここ数日は一瞬のめまいのような、瞬間的に脈拍が早くなるような感覚に悩まされている。月曜には微熱もあり、慢性的に体調が良くない感じがする。通院に失敗して薬が切れてしまったので、その離脱症状なのかもしれない。
今日は久しぶりに本を読んだ。田中康弘『山怪朱 山人が語る不思議な話』を読み終える。地元の話が出てきてうれしかった。深夜に山で木を伐る音がする話が度々登場する。武田静澄『河童・天狗・妖怪』でも似たような話を読んだことがあり、「天狗だおし」「天狗のそら返し」と呼ばれる現象らしい。今回の『山怪朱』では天狗の仕業ではなく、狐狸の仕業となっていた。

その後少しだけ横山智編著『世界の発酵食をフィールドワークする』を読み進める。序章の参考文献として、図書館で手に取ったものの思っていた本と異なり、結局読まなかった小倉ヒラク『発行文化人類学─微生物たちから見た社会のカタチ』が掲載されていた。こんなところで出会うとは、と思うと同時に再挑戦してみてもいいのかも、とも思う。巻末のおすすめの本欄に同著者の『納豆の食文化史』という本があり、そちらも気になる。
今日読んだ2冊はどちらも図書館で借りてきたものだけれど、フィールドワーク(人に会って話を聞く)という点では共通しているかもしれない。今現在興味があるものがフィールドワークなのかも。
夕方になるにつれて具合が悪くなってきたので、目を閉じて横になりラジオを聞く。「カルチャーラジオ 科学と人間 恐竜学入門(1)」と「カルチャーラジオ 芸術その魅力 印象派 その実態と魅力(1)」を流していたが、後者を聞いている時点で眠りに落ちる。そこから18時頃まで眠る。
気がついたら月末が迫っている。アマゾンプライムの見放題から月末で『ガンパウダー・ミルクシェイク』『グスコーブドリの伝記』が消えてしまうので、余力があれば観たい。