7時半に目が覚めた。昨日眠ったのが日付が変わる前くらいだったのと6時前に一度目が覚めたので、いつもより眠りが浅かった気がする。8時くらいに布団から出る。朝は天気が良かったが風があった。風がおさまったら散歩に行こうかな、と考える。
昨日読みはじめた大城道則、芝田幸一郎、角道亮介著『考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話』の続きを読む。怖い目にあった話も収録されているが、異文化の体験記としての側面を強く感じる。異国でのトイレに戸惑ったり、見慣れない食材に感動したりしている様子が綴られていて楽しい。面白かったのでするすると読み終えてしまった。
一番好きなエピソードはトイレを詰まらせてしまった話なのだけれど、汚い話なので人と場面を選ぶし、ここで説明してしまうと面白さが半減してしまうような気もするので、ぜひ自分で読んでもらえたらと思う。「墜落しそうな飛行機で乗客がアヴェ・マリアを合唱しはじめる」「盗掘防止のため夜間は発掘調査を行う墓の蓋を閉めるのだが、まだ中にいることに気づかれずに墓に閉じ込められる」などの話も衝撃的だった。
他にもヒツジの脳みそはフグの白子に似ているだとか、ラクダは牛肉っぽいだとか、臭豆腐についてだとか、イグアナの尻尾がゼラチン質でおいしいだとか、気になる記述がたくさんあった。全部食の話だけれど……。
本を読んでる最中にお腹が減ったので、10時頃に山椒昆布入りのおにぎりを食べた。舌が痺れる感覚が楽しかった。
お昼ごはんは昨日のあまりもののキャベツと鶏肉のミルクスープと、白だしの炒り卵を入れたおにぎりにした。卵の入っているおにぎりをはじめて作ったのだけれど、やさしい味がしてうれしい。
午後になり風はおさまってきたが、だんだんと曇ってきたので散歩に行くのをやめた。
あさつきを貰ったので、今日の晩ごはんあたりでおひたしにして酢味噌で和えて食べたいな〜と考えている。食べものについて考えるのは義務感があって疲れてしまうけど、食べものに対して思いを馳せることは楽しいことなのかもしれない。